成功のために必要な8つの原則。目先の「快」に流されないために刻みたい言葉

ビバリーヒルズの椰子の並木

NLPのプラクティショナーの資格を取得するには、通常15日間程度のワークショップに参加しないとなりません。

そんなにまとめて休みを取れる環境ではなかったので、僕の場合は、1週間ずつベーシックとマスターに分けて取ることにしました。ベーシックはラスベガスで。マスターはサンディエゴで。3ヶ月位、間を置いての合宿授業でした。

たいていの人は2週間まとめて参加するのですが、僕の場合はベーシックとマスターでグループが変わってしまって最初は若干、戸惑ったものの、2倍の人数の人たちと一緒に濃密な時間を過ごせたことは良かったなあと思います。

皆、本当にオープンで人を受け入れる心の準備ができていて、寛容な人ばかりでした。

こういう場では皆、さらけ出さないと何も身にならないし、さらけ出してひと皮もふた皮も向けたい人しか参加してこないものなんですね。

両方に出て20人近い人たちの悩みを聞き、心の葛藤を覗き、癒されていく瞬間を目撃したので良く分かります。

(私も、人生で初めて、人前で大粒の涙を流して自己開示しました。ふぅ~…)

ハワイでのセミナーやセッションを前に、今までも何度となく読み返していたテキストを再び紐解いていますが、冒頭に「成功への8つの原則」という項目があるのを見つけました。

いつも本編ばかりに気を取られて、この項目に深い注目を払っていなかったようです。

「成功」という言葉の定義は、人それぞれ。その時々、という理解で良いと思います。

よそで言われている成功哲学的なことと同じなのですが、NLP的解釈を加味しながら説明を聞いた覚えがあります。

ラフな訳で簡単にご紹介します。

1.自分が本当に何を望んでいて、どのような結果を描いているのかを知ること

2.継続的にフォーカスし続けること

3.できると信じること。それは可能であり、自分はそれに値する人間だと信じること

4.達成したいと願う、十分に強い目的を持っていること

5.機会が舞い込んでくるのを待つのと同時に、出来る限りのアクションを起こすこと

6.何がうまくいって、何がうまくいってないか、鋭い感覚を駆使して見極めること

7.達成するまで、柔軟に行いを変え、アプローチを変え続けること

8.卓越した心と体の状態を維持すること

コースの中で繰り返し、繰り返し強調されたのが、1番の重要性でした。

詳しくはセミナーでも話しますが、この場合の「知る」というのは単にインテレクチュアルに認識するとか、言葉にするだけではないのですね。

もっと「感じる」に近いことです。

NLPのNはNeuroで、五感のこと。

自分が本当にほしいものを手にした時の感覚を、五感で感じて、鮮やかに覚えておくことがNLPの場合の「知る」ということなのです。

そしてそれが4番の「目的」とちゃんと合わさっていることが大事。

1億円稼ぐ、は目標かもしれないけれど目的ではなくて、稼いだらそれをどうするの?が大事。なんのために。Why?

そこが曖昧なままだと僕らは常に忙しいし、他にもたくさんやることがあるし、快楽は満ち溢れているし。すぐに流されてしまいます。

そうだ、そうだ、と基本を思い出させていただきました。

(2014年の記事を、アップデートして再掲載しています。)