先日のセッションで、自信がないというクライアントに対して思わず言った言葉がこれ。
Fake it ’til you make it.
自信が出るまで、自信がある振りをしていればいいんだよ。
空元気も元気なうち、というように、人は振りをしていると、自分自身が騙されていくものです。
人は楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になるから楽しく感じていくもの。
笑顔のままで、悲しいことを考えられないのが、人間の不思議です。
だから、自信がある人の真似をして胸を張り、顎を上げ、視線を遠くに置き、とびきりの笑顔を作る。
大きなジェスチャーで、いつもの倍量くらいに声のボリュームを上げてみる。
人もあなたが自信がないなんて思わないし、誰より先に、あなた自身が騙されていく。
数をこなしているうちに、だんだんと慣れてきて、いつしか不安も感じなくなる。
ぜひ、あなたが理想とする人の真似をして、その人の姿勢や仕草を模倣してみてください。
それは人を欺くことではなくて、単に役割を演じるということ。
大統領は、大統領の役割を演じながら、だんだんと大統領らしくなっていくのです。
あ、なんか、いまひとつ説得力のない例えだったかもしれません(苦笑)。