今年は「運気が悪い」と言われたから挑戦が怖い!
長年、ずっとコーチングを受けてくださっている、ビジネスでも大成功をおさめているクライアントが、今年はいよいよ大勝負に出るかな~って局面になっていたりします。
が、彼女、「今年は占いで、あまり運気が良くないと言われていて、このまま進んでいいかどうか迷っています」なんておっしゃるんですよね。
占い好きなクライアントは、他にもいて、へ~、結構、皆、こういうのを気にしたりするんだな、何かの指標にするもんなんだな、と認識を新たにしています。
日本の2月1日、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)という最強の開運日で、何か新しいことを始めるには最高の日だと言われていたりもして、別なクライアントが、これを機に「えい!」と思い切った行動を取って、報告メッセージを送ってくれたりもしました。
占いで行動を変えないワガママさも大事
「上野さんは占い信じますか?」と聞かれることもありますが、私は意外にスピリチュアルですし、宇宙の法則やら引き寄せやらも、当たり前に信じています。
占いも、西洋占星術はやっていただいて、すごい結果に驚いたので、信じるも信じないも、これ、事実の統計に基づいた科学でしょう、ってくらいに思っています。
過去に、こんな記事も書いています。
人は星が導くままに生きている。西洋占星術のセッション体験から思ったこと
ただ、占いをベースに、何か行動を変えるかというと、それはNO。
やりたいことは、誰がなんと言おうともやりたいし(笑)、行きたいところは、誰がなんと言おうと行きたい。時期だって、自分都合で勝手に選びたい。ワガママなんです。欲望に正直に生きたいんです。
どうせ、何を言われてもやっちゃうので、だったら、気持ちよくやれた方がいい。「やめた方がいい。失敗する。良くないことが起こる」なんて占いで言われたら勢いも削がれるし、気分が良くないですよね。だから、そんなスキを人に与えない。他人に、知らずに悪さをさせないという、究極の気遣い(笑)。
運命は変えられる
運気を気にするクライアントには、経営塾で習った稲盛和夫さんの講話をご紹介しました。
はい、経営塾なのに「運命」について話したりするんですよ。生き方の哲学を学ぶ場なのです。その教えは、100万部を超えた大ベストセラー「生き方」に詳しいのですが、「運命は縦糸。因果応報は横糸。どちらも強い働きがあるけれど、因果の方が若干強い」
だから、「善きことを思い、善きことを行えば、人生は必ず好転していく」という、深い教えなんです。本当はもっと長い記述なので、ぜひ本書で理解していただきたいですね。生き方の哲学で満載の、私の人生最良の書のひとつです。
運命、運気、というのは確かにあるけれど、それだけじゃないよって、ことですね。因果=原因と結果の法則があるのだから、自分の手で運命なんて変えていけるんだよ、というメッセージ。人は流れに無力ではないという、力強い励ましでもあります。
占いを信じるな、見るな、ということではないです。気軽に楽しめばいいんだと思いますけど、「自分らしいライフスタイルを確立したい!」とか言いながら、占いにフラフラ影響されてるのって、なんか矛盾してないのかな?と思っちゃうのも事実です(笑)。
自分の人生の鍵は、自分がちゃんと握っています。あとは、使えばいいだけですよね。