50 is the New 35!
先日、大好きなテレビ番組を見ていたら、50歳になったばかりのメインの女性が、必死にワークアウトをして、痩せて締まった身体を披露。
その締まり方が、なんか無理がないというか、気合が入って、気持ちから、まず引き締まっている感じなんですよね。
で、こう叫ぶのです。
「50 is the New 35!」(50歳は新しい35歳よ!)
こういう表現はかねてからされていて、50歳は、新しい40歳だ、とか新しい30歳だとか、英語で探すといろいろ出てきます。
でも、彼女が35歳って言ってたのが、なんだか自分としてはしっくり来る感じがしました。
実年齢に7がけが、今の時代にしっくりくる
平均寿命も、この50年で、15歳以上伸びています。元気さから言うと、もっと若返っている印象。
かつての35歳も、今の50歳も、あと35年はバリバリ活躍できる。
そんな感覚で、年齢を、7がけにして、確かにちょうどいいのかも。
50歳が35歳ならば、40歳は、28歳。60歳は、42歳。
30歳なんて、まだひよっこの21歳(笑)。
私は55歳だから、38歳。
図々しい話ですが、アメリカでアメリカ人に普通に見られる年齢がだいたい30代半ばなんです。
だから、ちょうどいい響きで受け止められたのかもしれません。
まだまだ若い自分に自負のアメリカ人
今、38歳ならば、あと40年はバリバリ動き回って、好きなことして、元気に健康に明るく楽しく生きていけそうな年齢感です。
ま、こうやってみると、アメリカ人だって、やっぱり、なんだかんだ年齢、っていうことに、引っ掛かりはあるんですよね。
実は、かつてよりも、はるかに逆に年齢を表に出すようになったりしてて、
それはでも、「ほら、この年齢だってこんなに元気で若々しいのよ~」っていう、プライドと自信からでるものです。
肝心の中身は若々しいのか?
で、ここでふと思うのは、予測される余命から計算してみた数字のマジック的「実」年齢は確かに若い。
でも、頭と心と身体はどう?ってこと。
容姿は? 体力は? 知力、気力は?
意識はどう? 未来感覚は? 希望感は?
数字だけさばよんでみたところで、実体が伴わないと、やっぱり意味がありませんよね。
こう書くと、「若作りなんかしたくない」とか言う変な意見も出てきそうですが、そういうことを言っているのではありません。
いわゆる老化防止を意味しがちな、アンチエイジング、なんてことを言っているのではないのです。
勝手に老け込んでいる場合ではなく、未来はまだまだこれから始まるのだと思えているかどうか。
新しい自分に出会う旅を、積極的に自分から仕掛けていける勇気と期待とワクワク感を持てているかどうか。
そんな意識を持った人々に囲まれて、切磋琢磨して暮らせているかどうか。
そんな話です。
年齢にこだわって縛られて生きるのは、つまらないよ、ということは、何度もブログでも書いてきました。
こんな記事も参考に。
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