いつの頃からか、過去の話をするのが嫌ではなくなりました。
失敗ばかりですし、無計画で、もっとこうすれば良かった、ああすれば良かった、という後悔ばかり。
だったはずですが、いつしか全部消えちゃいました。
強烈な運命論者、というわけではないのですが、「因果」みたいなものはやはり信じていたりします。
あの時、こうしたから、こうなった。
原因があって、結果がある。
あなたがいたから、僕がいた。
(by 郷ひろみ)
すみません、最後のは語呂合わせみたいになりましたが(笑)。
いや、そうでもないですね。
大事な考え方です。
今の自分、自分が身をおいている環境、周囲にいてくれる方々が、大好きだったりするわけですが、
この状態、この場所、この人たちに導いてくれたのは、すべて過去の何かの事件なり、関わった人です。
そこでどんな嫌な思いをしようとも、もしそれがなかったら、今の自分はなかったかもしれない。
そう思うと、一切合切、なぜかしら愛おしい宝物みたいな気持ちになれたりするんですよね。
人を羨むことが皆無なわけではありませんし、悩みがまったくないわけでもありません。
そんな人、きっといないし。
でも、じゃあ今ある何かを、人の何かと交換できる、としたときに、果たして自分がそこまでほしいものはあるのかというと、結構ないわけです。
ハワイに住んだ時に、物欲は消えました。
ロサンゼルスに移った時に、人と比べてどうのこうの、も、卒業しました。
なんだかんだ言って、人生において今が一番、自分が好きな状態でいるわけですね。
そして、それは、思い返してみればいつの時代もそうだった。
だからきっと、これからもずっとそんな風な状態がリニューアルされて、延々と続いていくのだろうと確信していたりするのです。
昨日より、今日。
今日より、明日。
何か少しでも、より良い状態になるように。好きは好きだけど、もっと好きになれるように。
そんな夢物語みたいなことばかりいつも考えて、ワクワク動いているからなのかもしれません。
今、天災や、人災や、病気や、何らかの苦難の真っ只中にいる方も、
明日はきっと良くなる、と信じて「今、この瞬間に何ができるか」にエネルギーを集中して。
人と比べず、過去と比べず、自分らしい「良いよい状態」を胸に描いて。
出来る限り、明るく楽しく、一歩一歩、乗り越えていきましょう。
いつしか、今のこの瞬間も、ちゃんと「愛おしい宝物」になって振り返ることができる未来を信じて。
たまにはちょっとだけスピリチュアルなお話も。
人は星が導くままに生きている。西洋占星術のセッション体験から思ったこと