走りながら考えることを当たり前にする

何年も、何十年も、練習だけしてたって、本番をやってみないと、本番のことはわからない。

ってことは、皆、頭では知ってるけど、でも、毎日の中で、同じことを何度も繰り返してしまうんですよね。

私も、今、とある新プロジェクトを起ち上げて(ひとりで勝手にやってます)、アワアワ、アタフタの日々なのですが、これとて、10年も前にやりたいと思っていたことだったりするんです。

ノウハウは、その頃に学んでいた。

それからずっと、追いかけてもいた。

だけど、自分ではやってこなかった。

ここ数年も、あらためて学び直して、最新の「やり方」は知っていた。

だけど、それでもやってこなかった。

それを、今、初めてやってみて、

あー、こういうことだったんだ。
あー、こんな簡単だったんだ。
あー、ここが結構、たいへんなんだ。

そういう現実に気づいています。

最初はわからないことだらけで、アタフタするわけですが、たいへんなことは、今だけ。

二度目は全然、楽になるのですよね。

それも、二度目をやれば、わかること。

でも、やらない人には、一生、「たいへんだった」記憶しか残らない。

マラソンもそうだったりします。

初年度は誰でもたいへんです。

で、そこでやめると、苦行のまま記憶に残る。

でも、二度目をやってみると、あら、前よりちょっと楽で、前より記録がよくなっちゃった。

そんな経験をする。

すると、また三度目やってみようかな、という気になる。

で、どんどん上達する。

上達するから楽しくなってくる。

楽しいから、「好きになる」。

順番が、逆なんです。

好きになる、好きだってことに気がつく、は、一番、最後。

勉強ばっかり何年やっても、実践の一ヶ月にすら、かなわないのです。

好きなことがわかりませ~ん。
これが好きなのかどうか心の底からの自信がないんです~。

そんなことを言っていても、その確信はいつまでも見つかりません。(100%、保証)

やるまでは、やってみるまでは、すべてが想像でしかないのだから。

好きとか嫌いとか、向いてる向いてないとか。

そんなのわからなくてもお金は稼げます。

言い訳してないで、早く動いた人が早く学べています。

早く学んで、早く上達して、早く楽しくなって、早く「好きなこと」に気づいてる。

「走りながら、考える」

それを当たり前のこととして生きれば、いろんなことに、楽にスタートが切れますよね。

私も、自分に言い聞かせるようにこの言葉を今、書いてます(汗)。

参考記事

「好きなことがわからない症候群」から脱け出す方法
好きなことがわからないんです…… これが好きなことかどうか、今ひとつ自信がないんです…… そういう人が、世の中に...