ほしい感情は自分で創り出すのが大人世代

最近楽しいことがないと言うクライアントに、私はこういうメールを返していました。

楽しいとか、嬉しいとか、そういう感情って、自分で創るんですよ。

人任せにしないで、手を抜かないで。

自分を楽しくさせてあげてください。

待っていても、誰も何もしてくれないし。

口角上げて、満面の笑みを1分間キープして、鏡の自分に向かって思い切りニッコリ。

楽しいことを考えて、ワクワクする感情を呼び起こして。

人はいつだって、ほしい感情を自分で創り出すことができる高等な生き物なのです。

感情を人任せにしていると、なんだかすごく自分が弱々しくなりますよね。

不安で、不確かで、軸がなく、ぐらつき、人の言葉に無防備で、いつも何かにおびやかされて、恐れるようになる。

センシティブ、繊細、って言うと聞こえがいいけれど、感情筋を鍛えてなくて、刺激に弱いだけだったり。

主体的に。積極的に。

感情を自分でコントロールできるように訓練してみましょう。

まずは、はい、口角をキリッと上げて満面の笑みを1分間、キープ。

楽しかった記憶を総動員して、おかしかった記憶も上乗せして、心の底から湧き上がるワクワクの芽にフォーカス。

深呼吸しながら、その感情の芽をどんどん大きくふくらませる。

肺いっぱいに息を吸って、あー! 楽しい! 嬉しい! 幸せ!

笑顔マックスで、そう心で叫ぶ。

そして、その瞬間の最高潮のしあわせ感情を、記憶のカメラにパシャッと焼付ます。

その『楽しい』感情の記憶は、いつだって、どこでだって、呼び起こせます。

人間って、すごい能力を持っているんです。

人は、笑顔をキープしながら、悲しいことを考えることができない生き物です。

落ち込んだ、凹んだ、というときは大きく首を振って、窓の外を見たりして、まずは感情を断ち切る。

そして、上記のメールにあるエクササイズをやってみる。

目を閉じて、集中して。

身体にエネルギーがないと、心も弱くなりがちです。

だから、健康、運動、筋トレ、呼吸、とても大事です。

なんか不機嫌。

なんか凹む。

そういう自分を持て余してしまう。

それでは、小さな子供と一緒です。

成熟した大人世代は、気分や感情くらい自分でちゃんと処理できるように訓練していきましょう。

こちらの記事も、ぜひ参考に。

参考 「気分」は自分で選べます。常に上機嫌が成熟した大人のマナー

参考 良い気分になるのなんて、簡単だ! 一瞬で気分を陽転する方法

この記事は、無料メールマガジン「未来通信」に掲載した内容をブログに転載したものです。
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