こちらの記事でも予告していた「アメリカ不動産投資セミナー」に、2016年5月21日(土)、22日(日)の2日間、参加させていただきました。
私は、初日の1時間、スピーカーとして参加するだけだったのですが、もともと興味のあった不動産投資。
カリフォルニアやハワイで大成功している優子さんの知恵とノウハウを一気に吸収できる貴重な体験ですから、最初から最後まで、ちゃっかり受講生としても参加させていただきました。
優子マクマーンさんは、私がこちらの著書を読んで依頼の大ファンで、ご縁があってつながれて本当に嬉しく思っています。
でも、普通の主婦がここまでできたのよ~というトーンを信じてお会いすると、え、ちょっと違うんじゃない?と驚かれると思います。
皆に言われるようですが、弾丸トーク、パワフルで、前向きで、強い!という印象そのものですから。
でも、その強さは、そもそも持ち合わせていたものもあったとは言え、覚悟の大きさと、それに裏付けられた圧倒的な行動量とによって、時間をかけて培われたクオリティなのだろうなあと思います。
苦労した時期があって、それを乗り越えようと歯を食いしばった時期があって、失敗もたくさんして。そこから学んで、成長して、止まらずにどんどん新しいチャレンジをして、ってやってきた結果が、今の姿なわけですね。
「優子さんだからできるんですよ~」って良く言われるそうですが、いやいや、そうじゃなくて、すべては失敗の積み重ねなのよ、というところを、きちんとわかってほしい。
アプローチの違いはあるにしろ、誰にでもできることだと気づいてもらいたいんですよねと優子さんはおっしゃってました。
優子さんご自身のセミナーレポートはこちらからご覧いただけます。
とはいえ、不動産投資の知識がない方には、かなーりアドバンスな内容がいきなりスタートします(笑)。
ほとんどの方が、多少の知識、少なくとも『金持ち父さん、貧乏父さん』の読書体験などは持ち合わせていたので良かったです。
私も、頭でっかちですが、これまで勉強だけはたっぷりしてきましたので、知識と「実際」とがここでしっかりと噛み合わさって、おお、なるほど~と、アメリカでの不動産投資がとてもリアルになっていきました。
私は、初日の最初の方で、「ライフプランの作り方」「ビジョンの持ち方」というようなことについて、お話させていただきました。幸せとお金の相関関係、そして「7つのバランス」に幸せの鍵があるよ、なんていうお話も。
参加者は20代から50代まで、さまざま。ほとんどがLA、オレンジカウンティ在住ながら、東海岸からもおひとり、日本からもおふたり参加。
駐在でいらした方、国際結婚された方、学生さん、経営者など、立場もいろいろ。
通常、私のセミナーにいらっしゃる皆さんとは、また少し違う感じですが、反応されること、興味を抱かれることなどは共通しています。
最後のワークで、皆さんが静かに「自分との対話」をされている時、優子さんが私のところにいらして、ちょっと、ここのところがわからないのですけど、とご相談。
人生のステージが上がって行く時に、ビジョンやら「使命感」も一緒に次元を上げていかないと、それまでの延長線上で考えていると、選択が見えなくなってくることがあります。
優子さんもちょうどそんな時期に差し掛かっているようで、「貢献」ということを意識してみると、いいかもしれませんよ、と、僭越ながら、アドバイスなどさせていただきました。
たくさんの資産を築いた時、それを何に使うかで迷う資産家は多いものです。お金が目的になってしまうと、道を踏み外す人もたくさんでてきます。
「持てる者」には、それなりの義務も発生する、という考え方があります。「ノブレス・オブリージュ」という、ヨーロッパの王族の話からきていて、富裕層の社会的責任について語る時、この言葉が出てきますね。
資産構築のプロセスの段階から、このことを人生のミッションとして意識して生きることができたら、毎日はもっと輝いて、意義深いものになるかも、というお話も、皆さんにさせていただきました。
写真NGの方を除いた集合写真。皆の明るい笑顔が印象的です。やはり、一番明るいのは優子さん(笑)。
少人数制なので、全員の参加動機やら現状などを共有することができますし、ランチを兼ねた懇親会も大盛り上がり。2日間の合計で、5時間くらいあったのかな?
ほぼ全員の方と個別にお話もできたし、なんとも刺激にあふれる素晴らしい機会となりました。
偶然にも、私のマーケティングセミナーにいらしてくださった参加者がいたり、フェイスブックの友人がいたり、日本に共通の友人を持つ方が参加していたり。
こういう時の偶然って、ものすごく意味を持って刻まれますよね。
少子化でも、人口減少社会でもないアメリカは、中古住宅の価格が、どんどん上がり続けるという、日本とはまったく異なる背景がある国です。
人が増えれば、住む家も必要とされます。古い家でも、骨格がしっかりしていれば、裸にしてリモデルすれば、高付加価値住宅として高く販売することができます。
民泊の規制も日本よりは緩いですしね。投資の種類もチャンスも、豊富にある国なんだな、ということをあらためて確信。
人それぞれ、性格や持っている強み、弱み、人生のビジョンに合わせて、やり方はいろいろあるんだな、ということもわかって、新たな意欲になった参加者も多かったと思います。
さて、自分のライフプランに、資産構築をどう組み込んで考えるか。また楽しい悩みが増えました(笑)。
優子マックマーンさんの本