前回のブログ記事のように、「10 Things Japan Gets So Right」を読んで、そうか日本は外から見ると、そういうところが美徳なわけだよな、と嬉しく、そして良く見てる、見てる、と関心していたら、それ以前に実はワースト10もちゃんとあるのを見つけた。題して「10 Things Japan Gets Horribly Wrong」。
日本在住の外国人とか過去に住んだことがある人たちの意見の寄せ集めらしいが、多分に個人的見解に基づいていて、これはこれで面白かった。さて、そのワースト10は…
- 新作ハリウッド映画のリリースが遅すぎ
- ケンタッキーのクリスマスディナー
- チーズ
- 賃貸物件の入居費用
- 官僚主義(お役所仕事)
- 過剰包装
- アートの展示会
- ATM
- 冬の部屋の寒さ
- テレビ
書き方にユーモアがあり、根底には日本が好きでしょうがないんだけど、でもこれはさあ、というトーンがあるので、ひじょうに楽しく読めるし、自分も「あるある」だらけのことばかりだ。反論などひとつもない。お前の国だってこうじゃんか、というケンカを売っても不毛なこと。
僕にはここで言っていることが100%実感できるのだが、果たして日本に住んでいる方はどうなんだろう?
2に関しては、ハワイにいた頃、12月25日にワイキキ近辺のKFCに日本人が大量に訪れてきて、皆が「クリスマスだからケンタッキーのチキンを」と言うのがニュースとして取り上げられたほどだった。僕は恥ずかしながら、その時初めて日本でそれが習慣として根付いていることを知った。
6も、エコ、エコと言いつつ、この包装はいただけません、と常日頃から思う。時にそのひとつひとつの小さな袋に小さな乾燥剤も一緒に入っていたりで幻滅。「お・も・て・な・し」がどこかでひん曲がって行ってしまった例だ。(ちなみに他にもたくさんこういうことある。)
8は、最先端の国なのにいまだに現金主義で、キャッシュがないと暮らしにくい場所なのに、夜や土日の休業時間にATMが閉まっり、別途さらに「手数料」を取ったりすること。機械を置く意味って何よ、ということですね。
とても楽しいので英語で読んでみることをおすすめするが、最後の最後に日本語版もあるのを知った…。要約になっているようだけど、良かったらこちらも。