ハレとケのバランスが取れると楽だが、基本ハレばかりのFacebookに酔い気味な昨今

パーティ

Facebookには、食事の場やパーティ、イベントに出席した時のことが写真つきで掲載されることが多いですよね。

皆さん、「晴れの日」の「晴れの舞台」に「晴れ着」を着て「晴れやか」に登場しているわけで、とても素敵なのですが、いつもいつもそういう写真や情報がてんこ盛りになっていると、さすがにお腹いっぱいになってきます。

ベジタリアンなのに毎日分厚いバターが乗ったステーキを食べさせられているかのように、ぐったりしてタブごと閉じちゃったりして…(汗)。

人のことなのに、それを自分に重ねて見てしまうのか、毎日イベント続きでぐったり、みたいな気分になる時もあって不思議です。

これってソーシャル疲れとか言う現象?と思って調べてみましたが、ひとつとして当てはまらず。基本、きちんと距離を置いてつきあえているので、疲れて消耗しているのとは違うようです。

 ⇒ ソーシャル疲れの原因になっていると思うことランキング

よく考えると、疲れている、というよりも、「人混みの中にばかりいて人に酔っている」現象に近いかなと思います。「見ない日を作る」というのが、解決策として良さそうですね。

フリーになって以来、ほとんどの食事が自炊で、それこそ一歩も家から出ない日が多くなりました。だからたまに外食をした日は、普通のランチだとしても「ハレ」の機会。ここぞとばかりにFacebookに載せたりするわけです。

が、基本、出不精な僕の場合は、外出する日が週の内3日くらいあるとお腹いっぱい。あとの4日は、家で本を読んだり、映画を観たり、本を読んだり、ブログを書いたりして、ひとりで過ごしたい方です。それが日常。ハレとケの「ケ(褻)」の方ですね。子供の頃から、ずっとそういう風でした。

それでも会社員時代は、月~金まで外に出て人と会っているわけなので、土日に人と会う予定があると、自分のバランスを取り戻す機会を失ってしまって、結構たいへんだったのです。

そのくらい、ひとりで静かにいる時間を確保することが自分には大事なんだ、ということを知るまでは、そういうのって暗いってことなのかなあ、もっと外へ出て人と会わねば!と世間のものさしで自分をジャッジしてしまうこともありました。今はさすがに大人になりましたので、自分が心地よいように好き勝手やらせていただいていいのだと理解できていて気が楽です。

今の時代、別に外に出なくても、スカイプやらLINEやらフェイスブックやらメールやらで、コンスタントに人とコミュニケーションを図っているわけです。なので、ひとり時間を確保するのは、本当にたいへんなこと。

ひとり時間を守ることが生命線の自分としては、引きこもりをするために、実は密かに、そしてかたくなに時間をブロックしています。幸い忙しい人と思われているところもあるので、その辺は皆さん、気を使ってくださるので助かります。

ソーシャルメディア上の情報は、自分できちんと取捨選択して防御対策を講じないといけないのでしょう。自分が大量にアップしまくる時もあるのを完全に棚に上げて言っていますが(笑)。

誰かが以前、フェイスブックは「発信ツールですよね?」と言っていましたが、時にはそうやって割り切って、人のは見ない、という手もあるかなと思います。深くスクロールして追いかけず、目の前の画面に見えているところだけ見るようにとか、1日に◯回、◯分だけ、という調整をするようには心がけています。