昨日アップした、「個性がないと悩む人は多い。個性的な人間になるための5つの方法」について、ハワイの友人K君から興味深いメールをもらいました。
自分は変わってる、個性的、と信じて疑わずに生きてきた、という彼。個性なんて、誰にでもある。ない人なんていないとも思ってきたと。
ただ、最近の僕と同じように、彼もずっと「個性がない」と感じて悩んでいる人に出会うこともあり、その度に、「個性がないなんてことないよ」と話してきたそうです。
前記のブログで、僕は、個性がないと感じている人に対して、こうやって考えてみたら、ほら、あなたも他の誰とも似ていない、個性的な人じゃないか、と気づくことができる「思考法」をまとめてみました。
1.自分を知る
2.人を知る
3.自分を受け入れる
4.空気を読まない
5.群れない
それは、すべて、「人と同じでなくてはいけない」「変わっていることは変なこと」「人はこうあるべき」というような概念に縛られて、本来の自分を押し殺してきたがために、自分の個性に気づくことができなくなっている人へ向けてのメッセージでした。
堅く閉ざした花びらを、一枚、一枚、ゆっくりと優しく開いていって、大きな大輪の花として咲かせるための、「儀式」みたいなものかもしれません。
ライフコーチの個人セッションでは、実際、こういうことをNLPの考え方やテクニックを用いながら、やっていたりもします。
しかし、かねてから「変わってる」「個性的」と言われて育ってきた友人K君の見方は少し違いました。ユーモア混じりのコメントではありますが、そもそも個性的って言われてる人たちは、皆、こんな感じかもしれません、とまとめてくれました。
僕が知るかぎり、個性的な人によくある、あるあるです。
『個性的な人間によくある5つの法則』
1.自分を知らない2.人を知らない(人は大好きだけど、あまり人を気にかけない)
3.自分が分からない(知ろうともしていないのかも…)
4.空気を読めない
5.群れられない
こう考えると、個性的な人間になっちゃうと、こうなっちゃうのかなぁなんて、またひと笑いしながら書かせていただきました。
「空気を読めない」 = 個性的、は、実際そうかもしれないですね(笑)。でも、読めなさすぎると、生きにくいってことはないのかな、と、ついつい空気を読みすぎてしまいそうになる自分などは心配になります。そこがもうダメなのかな?
読めるけど、あえて読まないってところにしか自分は行けないだろうなと思いつつ、ニタニタ笑ってK君に返信を書きました。
自分の本心をさらに覗いてみると、実はこんなことかもしれないなと思いました。
「どうやら自分は、『変わってる』って思われることが平気な人に憧れていたのかもしれない。」
それは自分もそうかもしれないとK君も同意。スティーブ・ジョブズみたいな革命的な発明を世に出せる人たちは、皆、そうかもしれなくて、自分軸が太くて、どっしりとしていて、誰が何を言おうと気にならない。だから突き進める。
それは図太いというよりも、より純粋で、自分の信念に疑いを持たない強さなのかもしれません。
自分ももっと自分を信じて、純粋な発想を信じ、図太く突き進んでいきたいなとあらためて思います。