通いで放射線治療をするはずが、体力が急に落ちて危なっかしいので父が入院することになった、と聞いて落ち着かなくなりまして、月末に予定していた帰国の前に、一度、臨時帰国を決めたわけですが、本日訪ねてきた父親は、まあ普通に元気にしゃべれるくらいに回復していました。
ただ、放射線治療の影響らしいのですが、左半身が思うように動かなくなっていて、そのせいで不自由な人になっています。一時はあまりの痛みに食事もまったくできなかったようですが、今日はバクバクとランチをほぼ完食。一緒に行った妹も驚いていました。
4−5年前に母親が乳がんの手術で入院した時にも日本の病院施設を訪ねましたが、その時とは別な病院ということもあり、また、自分が長期でいられることもあり、いろいろ落ち着いて観察もしてきました。ハワイの病院はいくつか訪ねたことがあり、その新しさやカラフルさとか洗練された感じはないものの、まあ清潔感や明るさがあって良い病院だなあと感じました。海に近いのが何と言っても良いですね。
- テレビが備わっていますが、15時間で1000円のプリペイドカード式
- 冷蔵庫も備わっていますが、1日100円のプリペイドカード式
- ご飯は朝と夜は2メニューの内、あらかじめ好きなのを選ぶ方式
- 昼は1パターンのみ。祝日の今夜はサプライズメニューだそうです
- 病室内の携帯電話、ポケットWiFi、何の規制もなし
- 入院患者と訪問者用の待合いスペースはWiFi完備
- 土日祝日は外来がお休みのため、訪問者はビルの真裏の職員通用口から出入り
- (知らないと焦ってしまう)
- 胃がんとは言っても食事制限はまったくなし。「ごはんですよ」もOK
今日は久しぶりにずいぶんと元気になったようで、いろんな話ができました。どこにも書物がないらしい、以下の事柄が一番大事。聞ける時に聞いとかないとと、妹と2人、スマホでメモりながらのインタビュー。母親があまりそういう事務的なことをする人ではなく、1人でやっていたので、初めて聞く話ばかりで参考になりました。
いやいや、苦労してきた昭和ヒトケタ生まれの人は、本当に堅実だなあと思いました。使わずに貯めておくのが上手ですね。子どもは頼れないと知っているので(すみません)、死んだ後のこともすべて準備OKです。
- 預金口座通帳とカードのありか、暗証番号
- 定期預金口座の通帳のありかと暗証番号
- 生命保険の書類のありか
- がん保険の書類のありか
- 墓地の契約の書類のありか(すでに契約&支払い済み)
- 葬儀場の契約書のありか(すでに契約&支払い済み)
などなどなど。まだ他にもいろいろ聞いたのですが、良くまあしっかりと覚えているなあと思います。書かないで不安じゃないのでしょうか。自分はすべてクラウドに入れちゃうので、逆に脳のメモリには残していません。自分のメモリの性能の悪さは良く知っているので、信用していません(笑)。
今日母親がいきなりの看病疲れが出たのか、血圧上がって風邪ひいてダウン。明日は妹も仕事に出るので、自分ひとりで見舞うことになるかもしれません。海側は写真のような景色が見える場所ではありますが、今の父の部屋は海とは反対側の個室でタウンビューです。それはそれで明るくて、開放感あって良い感じ。立地が良いですね。ここにマンションがあったら住みたいです。
目の前は、有名なウインドサーフィンのスポット。ヨットハーバーもすぐ側です。もう少し西側へ行くと幕張メッセ。ランニングやバイクには最高のロケーションで、今朝も小一時間ほど走ってきました。風はまったくありませんが、ポツポツとウインドサーフィンしている方々も見かけました。