保存料、人工フレイバーは一切なしのタイ産ベジタリアン餃子が美味ではまる

thai gyoza

基本的には自然のものを自然に限りなく近い状態で食べることが良いように考えているので、冷凍者のコーナーに近寄ることはありません。が、最近、どうしても餃子を食べたくて仕方なくなっていて、いっそ自分で作っちゃおうと思ったのですが、時間がなかなか思うように取れないほどに追われてしまっていて、ついトレーダージョーズの冷凍コーナーへ。

前に見たことあったよなあと思って探したら、やっぱりありました。冷凍のベジタリアン餃子が。以前もそうだったかどうか分からないのですが、いろいろ食の安全問題が問われているせいなのかなんなのか、今回はあえて「タイ産」です。商品タイトルにも大きくうたっています。「タイ・ベジタブル」そして、なぜか「ギョーザ」と、そこだけ日本語(笑)。

確かに、どう見ても形は日本の餃子です。韓国のマンドゥーとも違う。中国の飲茶に出てくる包物とも形が若干、違う。あくまでも日本の「ギョーザ」なので正解です。こういうところ、トレーダージョーズは良いバイヤーさん、商品開発者さんがいるのでしょうかね。なぜだか粋に焦げ目っぽい色もついています。一度軽く焼いてから冷凍したのかな?

トレーダージョーズだけあって、保存料、人工フレイバーなし。唯一、ベジタブル・パウダーの中に入っているらしいマルトデキストリンを除けば無添加と言えましたね。極々、少量だろうに、何かのために必要なのかなあ。惜しい…。でもこうやって全部をきっちり容量順に書き出してくれるところ、アメリカの規制はありがたいですね。

thai gyoza

せっかくの良い素材なので、電子レンジは使わず、油も使わず、蒸していただきます。キャベツの葉などを敷いて、くっつかないようにして、待つこと7分…。できたところをハフハフしながらいただきます。

うまい!

ニラや生姜、青ネギが効いて、中身もいっぱい詰まってジューシー。いけるではないですか! 冷凍モノなんてどうせ…って思っていたのですが、こりゃあ止められない止まらない。放っておくと一袋、全部食べてしまいそうです。それほど餃子、大好きです!

普通に薄めの酢醤油でいただきましたが、それだけで十分。たっぷり味もついているので、他には何も入りません。

しばらくは蒸して、そのままの味を堪能していましたが、先日買った二袋目は、3つほど取り出して、実験的にラタトイユの中に入れて温め、ダンプリング状態で楽しんだりしてみました。これもまた、皮が煮崩れて破けたりせずに、しっかりしたままで美味しいんですよ~。皮は全然厚過ぎず、本当に日本の餃子の食感。でもしっかりしてて水餃子としても通用します。

値段もお安いです。15個も入って、なんと3ドル50セント程度。自分で作るよりはるかにいいですね。

アメリカのグルメブログでもたくさん取り上げられていました。皆、上手に焼いてます。なんか、餃子がラーメンに続いてワールドフードになっていく予感がして、嬉しいです。

The Dumpling Mama

 Chez Betty the Vegan Gourmet

Asian Dumpling Tips

Mushy(ねちゃっとする)的な表現も見られましたが、日本の餃子の具は練りますから、素材をそのまま味わう的なダンプリングとは違うのです。でも、だからこそ、もちろん僕的には完璧でした。さて、今度は何に入れてみよう。しばらくは食べ続けてしまうような気がします。