台風の前にハワイのスーパーでロコが買い占めるものとは?

spamhawaii

ハワイにふたつのハリケーンが接近しているようです。1992年にカウアイ島を襲ったハリケーン「INIKI」のダメージがひじょうに大きく、天候に関する注意報は実にしっかりしているハワイ。

ちょっと大げさ?というくらいにハリケーン情報はニュースや新聞で報道され、人々は対策に走ります。何といってもここは島。文字通りの太平洋の孤島。140万人余の住民と、何万人かの観光客の運命は、その瞬間、ハワイにあるものだけに握られています。輸送するったって、船が近づけなければ運べない。

だから、ということもあるのですが、ハリケーンが来る!となると、人々は買い占めに走ります。スーパーやコストコは大行列。

そこでなくなるものは、まず「水」、そして「バッテリー」、「ガソリン」、それからなんと「トイレットペーパー」。

ん? 何だか石油ショックのときのよう…? そしてここからがハワイらしいのですが、「スパム」とか「マヨネーズ」とかがなくなっていくんですよね(笑)。食卓には欠かせないもののようです。もっと栄養価が高いものの方が、最終的には生き残れるような気がするのですが…。

こちらのニュースにも大きく出ていました。

hawaiihurricane

幸いなことに、1992年以来、大きなハリケーンは一度も上陸していません。僕が94年から2012年春に完全撤退するまでの間に起こった大きな災害は、2006年にハワイ島で起こった地震と、それに伴って発生した10時間くらいの大停電くらいでした。あの時も、ものがなくなってたいへんでした。だから、皆が大慌てして買い込む気持ちは分かります。どこかに超巨大なストックがあって、運ばれてくるわけじゃない場所ですからね。

とにかく上陸せず、被害がないことを祈るばかり。下の新聞の画像は、友人のFBより拝借したもので、唯一の地元紙一面です。

hawaii double hurricane

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