この頃は、メールじゃなくて、電話についているチャット機能じゃなくて、フェイスブックのチャット機能で連絡をしてくる大人が多いです。とくにすぐに返事がほしい時。あるいは電話の代わりに。
アメリカの場合、LINEよりも、フェイスブック経由が圧倒的に多いですね。日本の方とビジネスをしているアメリカ在住者は、LINEを使ってきたりして、かと思うとiPhone同士だと無料だから、iMessageでテキストが飛んできたり…、全方位体制で待ち構えていないと見過ごします。
僕の携帯は、鳴らない携帯として有名で(笑)、電話してくる人が本当に少ないのです。いつもバイブレートモード(マナーモード)にしているので、鳴っても気づけないことが多くて、結果、出ない。すると、皆、何らかの方法でメッセージを送ってくる。それが「上野と連絡取るにはメッセンジャーがいいらしい」という解釈につながっているようです。
でもまあ、それはそれでOKです。正直、電話は大の苦手なので、大歓迎な世の中の傾向です。
さて、話は全然違うのですが、ずっとフェイスブックアプリの中にあった「メッセージ機能」が、ついに専用アプリでないと、対応しなくなるというニュースです。
僕はだいぶ前からメッセージ専用アプリを入れていたので大丈夫。でも、最近の対話を見ても、どうやら入れてなさそうな方々もいるので、ちょくちょくフェイスブックから、上の写真のようなメッセージが出てきてるのではないでしょうか?
無料だし、別に面倒は全然ないし。入れない理由はとくにないように思います。写真を送ったり、スタンプを送ったりが、もっと軽くできるようになっていくようだし、フェイスブックが移行したい背景には、LINEを意識してのこともあるんだろうな、と勝手に思っています。
AT&Tの契約では、テキストメッセージ一通に対して20セントかかるので、バカバカしいから僕は受け付けない設定にしています。LINEもスカイプもフェイスブックもツイッターも無料でダイレクトにメッセージを送る機能があるので、まったくもって必要ないし。彼らとしては、収入減になってきているのではないか?と想像します。
世の中、いろんなことが「Free」に向かっています。無料で、より手間がかからない。便利で、かつ選択が豊富。ものすごい民主主義の世界になってきてるのではないでしょうか。
下記のページの下の方にビデオがありまして、フェイスブックの開発者がこの変化について説明しています。コーポレートな感じがまったくなくて、その空気感が面白いので見てみてください。今、次世代の世の中を作っているのは、こんな彼らなんですよね(笑)。