なんか目的や目標がないと頑張れないのは、人間、誰しも仕方がないことだと思います。1998年12月に初めてホノルルマラソンに出て以来、もう数え切れないほどの大会に出てきましたが、レースとレースの合間に、モチベーションを落とさずにトレーニングを続けていくのって、意外にたいへんなのです。
2000年代の後半は、チームに入ってみたり、体重を落として練習量を増やしてみたりしても、怪我もしたりで記録を伸ばせなくて、もうこんな感じのままなのかなあとやる気が失せていました。しかしLAに移住した瞬間、涼しさのせいか10分も7年間、縁がなかった自己ベストを更新。翌年はさらに10分更新して、3時間38分というのが今の自分のベストタイムです。
しかし、そこから1年半、足踏み状態…。
今年はトライアスロンに出られたので、まあそれだけでもう満足なのですが、レースの予定をまったく入れてないので、やっぱり日々のランニングに張り合いがなくて困ります。
そう、僕の場合は走ることは止めないし、ちゃんと続けられるんだけど、張り合いがないってつまらないじゃないですか。その張り合いを与えてくれるのは、やっぱり目標なんですよね。目標といえば、レースです。それしかありません。
いろいろと考えてみたわけですが、やっぱり原点に戻って、ホノルルマラソンに出ることにしました。上の写真は、2010年の12月に走った時のもの。全然、練習をしてなかったので、過去ワースト記録の下から3番目。4時間半を越える記録だったような記憶があります。ただ走れればそれで良くて、ロサンゼルスへ移住することがほぼ決定した状態で、「これが最後のホノルルマラソン」と感傷的になりつつ、一歩一歩、ゆっくりと踏みしめていたことだけを覚えています。今より6−7キロ、多かった時代です。
暑い場所での大会だし、記録はどうでも良いけれど、来年3月のロサンゼルスマラソンで3時間30分を切るまでの間、モチベーションをつなぐために一発、ホノルルを走っちゃおうかな。日本からも友人らが参加するだろうし、ハワイでまた交流会第二弾でもできたら面白いなとか、いろいろ考えて、申し込み決定。
レースの料金も上がってるのかな?と思ってみたら、なんと185ドルという高額! え~!やっぱり止めようか…と思わず躊躇してしまうくらいの贅沢レース。以前は地元の人だけのアーリーエントリー期間があって、25ドルとか35ドルとかで申し込めたのに、外の人になった途端、これです…(涙)。
でも、せっかくだから、出ます。出ることにします。大好きなお祭りマラソン、やらなきゃ損。
10月26日にはLAのロックンロール・ハーフマラソンがあり、11月15日にはパロスバーデスのハーフマラソン、16日にはマリブのハーフマラソンがあるので、どれか1−2個、走って練習としましょう。
さ、目標ができればこっちのもの。今週末から早速ロングやビルドアップ走を復活です!