先日、海外移住を希望してライフコーチ・セッションを受けてくださる方が意外に多いんだということを書きました。
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まったく現実味のない夢の段階で相談してこられる方もいる中、すでにビザや永住権という切符を手にした後で、入念な計画を建てるために在住経験者をコーチにつけよう、と考える方もいるのです。
賢い選択だなあと思います。自分はあんまり考えなかった、というか、そういう選択はまったく見えてなかったです。
おとなしいけれど、芯の強そうな30代前半の既婚女性が、どんなことを自分に望んでいるのか、最初は興味津々でした。
すでにハワイとも縁のある仕事をしていて、ちゃんと好きなことを引き寄せる力がある。
しかも「くじ運」が抜群(笑)。永住権の抽選に当たって切符を手にしたわけですからね。
おとなしく見えていた彼女でしたが、セッションを重ねるごとに、潜在的に持っていた夢や希望、強い思いのようなものが、どんどん表面に上がってきているのが分かりました。
最初は控えめな希望した表現できなかったのが、「大きく考えることの魔術」などのおすすめ本を読破しながら、ビシバシと遠慮なく投げかけられる問いやアドバイス(という名のムチ)に一瞬めげたりしつつも、見る見る開花していくのが手に取るように分かりました。
人間の可能性って、スゴイなあ~って、本当に思います。
傍らでずっと見てくださっていたご主人も、とても驚いていらっしゃるそうです。
その彼女。
ブロガーでもあるのですが、今回、3カ月のライフコーチ体験について、細かく感想を書いてくださいました。
クライアントさん側から見る自分、というのも、なかなか興味深いものです。
へなへなっとした取り繕ったような経歴が、人からはそんな風に見えたりもするんだなあと、新鮮な驚き。
だからね、皆さんにも言うのです。
隣の芝生は本当に青く見えるのですよ、と。
人と自分を比べていても、そもそもの比べる基準がずれているので、比較になっていないのです。だから、そんなことに無駄な時間を使っていないで、コツコツと前に進む努力をしてればいいのです。
以下は、彼女自身がブログエントリ「コーチングが影響した範囲は全てでした」で書いている言葉です。
6回のコーチングが終わり(継続することにしたのですが)、
6回を終えてのやり取りをしていた時にわたしから出てきた言葉が、
今日のタイトル、「コーチングが影響した範囲は全てでした」です。
メンタルと仕事、移住関連をどうにかしたかったけど、
なんだか、そういったひとつ一つの項目がどう変わったってことではなくて、
なんか全部だったのですよ。
(中略)
移住まであと1年半というタイミングで、コーチングを受けられたことが、
きっと、人生においてもめちゃくちゃキーとなる経験に違いないと思います。
そのまま1年半、いつもの繰り返しをしてたら、ヤバかったって。。
(ブログ:「グリーンカード当選→ハワイ移住準備中。」より)
賢い方だし、素晴らしいご主人が常にアドバイスをしてくださっているので、きっとご自身でも最終的には何とか幸せな移住生活に辿りつけたのではないかと思います。
が、セッションの成果があったことで、確実に何カ月、何年分の労力はセーブできたはずですし、「プライスレス」な学び、気づき、収穫があったことと思います。
彼女がリンクをしてくれていたから、あわてて自分のプロフィールを見直してみたのですが(笑)、「好きなこと」の中に、『人に勇気を与えること』という言葉がありました。
彼女の例をはじめとして、この仕事を始めてから、それを実感できる瞬間が何度もありました。
そのたびごとに、ああ、こういうことが本当にしたかったんだなあ、とじんわり喜びが湧いてくるのです。