シアトルの「LGBTプライド」は、びっくりするほど大きかった!

上の写真は、シアトルにあるスターバックス本社が今年はじめて掲げたという、特大サイズのプライドフラッグ。本社ビルのてっぺんに掲げられたその端は、肉眼でも電車から見えたりします。気がついて写真に撮ろうとした時にはちょっと遅かったのですが、肉眼では見ました。

ダウンタウンのいろいろなところで、レインボーの旗が飾られていました。もちろん関係なく思っている人もたくさんいるでしょうが、LGBTがこの都市で大きな存在であることは間違いありません。

パレードは観るもの、と思っていたわけですが、教会の一員として参加した友人に紛れて、自分も一緒に歩くことになりました。皆、思い思いに趣向を凝らして揃いのTシャツを来たり、パフォーマンスもあったりするのですけど、教会グループはまるっきりバラバラ。たくさんの支部が一緒になって歩くので、それはしょうがない。

最初はそれって貧相じゃない?とか思っていたのですが、歩き出してみたら、何にも関係ありませんでした。観客の熱気ある声援もすごくて、どこまで行っても切れることがありません。この街にはどれほどのLGBT層がいるのだろうと思わせるほど。そして、彼らや彼らの存在が象徴する何かを支援する人々がさらにものすごい量。

最終地点は、街のシンボル、シアトル・センター。この広場全域にブースが出て、2箇所のステージ近辺はお酒も飲めるパーティスペースになっていて、何万人もの人が一日中、盛り上がっていました。

シアトルセンターのてっぺんにも、レインボーのフラッグが。

LAよりもはるかに都市全体が関わっているし、規模が大きいし、自然で明るい印象が強かったシアトルのプライドでした。