ハワイ時代には、スタッフの方々も近い存在で、
本人にも何度もインタビューしたり、パーティで一緒になったり、
観光局のイベントでご一緒したり。
成長と成功の始まりから、しばらく見続けていたジェイク・シマブクロ氏。
今月、彼がジャパンツアーという宣伝を見かけていたのですが、
クライアントのひとりも、ある都市の公演に行かれたそうです。
演奏はもちろん最高で、それは大満足なのだけれど、
彼女が会場で感じた違和感は、
「観客の高齢化」と、顕著に目立つ、その地味な装い。
ちょうど昨日、私が未来の年表のことなど書いていて、
高齢化って、じんわりと来るんだよ、
何より自分が老け込んじゃダメなんだよ、って
警告したわけですが、直後にこんなメールが届きました。
「とてもショックを受けました。
ファンの皆も歳を取っていたのですーーーー!」
彼女は続けます。
「以前は、ハワイ大好きなキラキラしたお姉さんや
お金持ちそうなご夫婦が多かったのに。
おかしい。何かが違う。
なんか、華やかさがないというか地味過ぎるというか」
ひとりひとりだと気づかないけれど、
集団になると、その「色」が見えてしまう。
わー、なんか怖い風景だなあ、って、笑いながら思いました。
還暦に赤いちゃんちゃんこを贈ったり、
髪に紫の差し色を入れたり、
派手めな色合いの服を選んできたり。
歳取ると、逆に自然に強い色、目立つ色を取り入れていくものかな?
と思っていたけれど、実際は、そうでもない様子。
アメリカで、シニア予備軍の女性を主人公に描いて大ヒットしたコメディ
ゴールデンガールズ、というのがあるのですが(前にも書いたよね)
この通り、皆さん、超ド派手ですよね(笑)。
こちらもまあ、テレビだからとか、ハレの場だから、とか、
条件付きなところもあるかもしれない。
普段着から意識して、キラキラできているかというと、
アメリカ人だって、例外も多いのは事実でしょう。
色気とともに、周囲から「色」がなくなっていくのだとしたら、
意識して、どんどん色を足していきたいですね。
肌のツヤとか、髪のしなやかさとか、
確かに変わっていくものなのかもしれないけれど、
だからこそ、きれいに自分を彩ってくれるアクセサリーを身に着けて、
気分がぐんと盛り上がる明るい色の服を着て、
颯爽と、顔を上げて歩きたいではありませんか。
そこに透けて見えるのは、積み重ねてきた時間の重厚な輝き。
自信。誇り。地に足着いた、自分らしい色彩。
いつまでも、いつま〜でも〜♪
色つきの、おとなで、いてくれよ〜♪
(出典が分かる人は、かなりな大人世代・笑)
やっぱり、ここに行き着くのかな。
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