打たれ強い人になるには、
「打たれること」が必要です。
でも、打たれ弱い人は、打たれることを徹底的に避けるので、
その機会が生まれない。
なので、いつまで経っても打たれ弱いままで、ビクビク生きしかありません。
耐性、って言葉、聞いたことありますよね。
ワクチンもそうなんだけど、
少量の毒を身体に盛ることで(言い方、あえて極端にしてます)
身体が、その毒に対する「抗体」ってのを作り出すことを覚えて、
自ら身を守る術を知るわけです。
前にウクレレを習ったときに、弦を押さえる指が千切れそうに痛くて痛くて、
でも無理して続けてたら、そこの皮がだんだん固くなって、
強くなって、押さえ方も覚えたのか痛みも全然感じなくなって、
平気で何曲も続けて弾けるようになったんです。
あ〜、心も身体も、一緒だよな、って、思います。
人間、ちゃんと自分を守る方法、
自分を強くする方法、知ってるんです。
怖がって、怖がって、
前に進もうとしない人は、
いつまで経っても抗体が育たず、弱いまま。
それを、石橋叩いて渡る賢い私、って勘違いしてると、
始末に負えない。
それ、実は一番、賢くないやり方ですからね。
そこに早く気づいた人は、
怖いけど、ザワザワするし、嫌だけど、
でも、バンジージャンプで「えいーっ!!」と飛んでます。
一度、飛んだ人には、わかるんです。
飛ぶって、どんなことか。
飛んでみて、全然、かすらなくて、空振って、
打ちひしがれて。
でも、「死ななかった」ことにも気づけます。
最悪、これか、というのも、わかります。
しばし落ち込んだ後で、こんなことしてる場合じゃないと気づく。
そして、くじけるものか〜と立ち直って、努力して、改良して、
打って、打って、また打って。
すると、世界が少しずつ、自分の味方をしてくれてるかのように
色を変えていったりするんですよね。
最初の反応で、諦めなくって良かったって、実感できれば、
次にまた同じことが起きても、すべては
「想定内」。
免疫できてるから、平気なんです(笑)。
その状態を、いろんな場面で作れば、
強い人になれます。
経験豊富な人って、それを無意識に、やってるんです。
弱い人は、経験不足なだけ。
自分に、抗体を作る機会を与えてあげてないだけ。
と、思えば、ほら、やらない理由はないですよね?
もう歳が…とか、賢いふりして言い訳してないで、
やったんさい。
これ、肝に銘じましょう。
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