この10年、アメリカではSTEM教育というのが大事なキーワードになっていて、
Science(科学)、Technology(テクノロジー)、
Engineering(工学)、Mathematics(数学)の略なのですが、
未来を担う子供の教育の根幹をなす科目です。
オタクを育てようというのではなく、
自分の頭で考え、問題意識を持ち、自ら課題を発見し、
創造的解決能力を発揮できる人間を育てようという方針なのです。
社会を根底から変えていく「人財」を育成する国策なんですよね。
近年はそこにART(アート)も加えて、STEAM教育(スチーム)が提唱されている。
ARTには、美術はもちろん、音楽やデザインや自然科学や人文科学やら、
論理的思考、倫理、哲学などを含む大きな概念が含まれています。
人間を機械として育てるのではなく、
創造性豊かな、情感あふれる存在として育てるために、
「アート」」は不可欠というわけですね。
今まで文系一色できた人の多くは、理系を苦手としています。
でも、それ、やってこなかった、というだけだったりします。
興味を持たせてもらってなかった。
触れる機会がなかった、だけ。
仕分けされて、自分でも決めつけて、見ないままに年取っただけ。
でも、ハワイ島で満天の星に感動して宇宙に関心を抱いたり、
SNSやらスマホと触れる日常から技術が暮らしを変えることを知ったり、
STEM的なことって、気づけばあふれているんですね。
「教育」っていうと、子供の話に聞こえてしまいがちですが、
いやいや、違うよ、人生100年時代。
あんたは、まだまだ子どもなんだよ、と悟ってみれば、遅すぎるなんてことは決してない。
加速度的に変化のスピードが速まるのだから、
大人だって、日々、キャッチアップのためのお勉強が必要なのです。
VRとか、5Gって言葉を目にしても、スルーしていませんか?(笑)
検索すれば、さくっと理解できる記事はいくらでも見つかります。
わからないことが出てきたら、一瞬、動きを止めて、検索してみる。
そんな小さなことが、自分を教育し続けるための原動力たる
「好奇心」を育てます。
子どもの未来を育てるSTEAM教育は、
当然のことながら、大人にだって必要です。
理系は苦手〜と決め込んで、やってこなかった私みたいな皆さんも、
大人の今なら、あれ?なんで難しいと決めつけていたんだろう?
あれ?これって、とってもオモシロイじゃない〜!
そんな体験で目が覚めることばかりですから、ぜひ学び直し体験を始めてみてください。
ここに、ヒントをまとめました。(1分でOK)
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