今がタイミングじゃないかも症候群?
なんか、これいいなあ〜って思ってるのに、
それがちょっと今までとは違う選択だったりするときに、
自分に言い訳して「やらない」ことにしちゃうって、ありますよね。
行ってみたいセミナーの案内があって、心が動いているのに、
その料金と同じ額の、余計な出費が別にあったりすると、
「あ、これは行くな、というサインかも」
と、偶然に意味づけしてみたりする。
前後にちょっと忙しい予定が入ったりすると、また
「きっと今がタイミングじゃないという報せかも」
とか、笑っちゃうような意味づけをして、
行動を抑制したりする。
本当は、ただの偶然だったりすることでも、
ほんの少しの、潜在意識のすみっこにある迷いが表層に浮き上がり、
「そのままでいる」ことを選ばせようとするわけです。
恒常維持本能が「今」に押し止める
今の状態って、皆、すっごく居心地いいんです。
ブチブチ文句を言ったり、不満にどんよりしていたとしても、
その状態に「慣れ親しんでいる」という確固たる事実がある。
好きとか嫌い、とかじゃなくて、
ただ、それがあなたのデフォルトのシチュエーションだってことですね。
平熱が35度という人も、それでなんとか生きている。
36度も後半になると、それが「高熱」ってことになって、
あわてて解熱剤を飲んで、元の35度に戻してみたり。
35度は健康な状態ではないし、望むコンディションでもないけれど、
やっぱり36.5度が辛いから、元に戻ろうとする。
本当は、35度の平熱が上がるように工夫しないといけないのにね。
それですよ、それ。
元に戻るのは、正しいから、じゃない。
単にずっとそうだったから、だけのこと。
でも、その状態が嫌なんだから、
少しぐったりしながらも、36.5分の世界に慣れていったほうがいいわけですよね。
(医学的な話じゃないので例え話として読んでくださいね)
とにかく既成事実を作ってみる
なんか気が惹かれたならば、きっとその直感が合ってるので、
ザワザワしても、足がすくんでも、
やってみちゃえばいいです。
異常事態に、意識がパニックしているだけのこと。
何があっても、スルーしてみる。
そして、とにかく「既成事実」を作ってみるのが良いと思います。
その後で、あれ、なんか違うかも、って思ったら、それはそれ。
実験の結果なのだから、そのまま受け入れればいい。
それを、「損」とは呼びません。
ちょっとスピ系をかじっている人ほど、
こういう「言い訳的直感」を口にしがちです。
せっかくスピリチュアルを学んで感性研ぎ澄まされたのだったら、
最初にピンときた直感に従っちゃえばいいのです。
はじめの一歩を、踏み出せるかどうかが、鍵。
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