「本屋さん」という懐かしい響きについ郷愁
日本在住アラフォー女子クライアントが、メッセージで、
「さっき本屋さんに行き、上野さんのおススメ本、たくさん仕入れました♪」
と書いてきました。
あ〜、なんか懐かしい響きだなあと思いました。
アメリカでは基本、本屋さんは死滅したも同然、だったりするからです。
日本だって、1日2〜300冊、新刊が出版されているので、
本屋さんに行っても、お目当ての本がある確率はかなり低い。
だったらアマゾン、だったら楽天、が時間効率考えれば、賢明。
すでにそうなってきていますが、これから本屋さん業界がどうなっていくのかなんて、
自明の理だったりもしますよね。
本屋になりたかった過去がある私だが
私も、かつて本屋さんになりたい、と豪語していたほど
本好き、本屋さん好きです。
出張のたびに大型書店にいりびたっては、
スーツケースを重い本で満杯にして引きずって帰るのが常でした。
でも、正直、探しものをする無駄は大嫌いなんです。
重いのも言語道断だし、家がごちゃごちゃするのも困ります。
せっかく買った本を捨てるのもイヤなんです。
そんな私だから、「電子書籍」の出現は人生最高の大発明でした。
「私はアナログ人間」は思考停止ワード
クライアントが、続けて言った言葉に、ピキッと反応しました。
「私、実はかなりのアナログ人間で…」
これ、私の前で、決して言ってはいけない言葉です(笑)。
かつての社員も、何度、叱られたことか。(パワハラ上司ですから…)
親の世代が言うなら、わかるんです。
でも、もう20年もパソコン使って仕事してきた人が言う言葉じゃない。
毎日、スマホで時差や距離超えて、人と繋がりながら言うことでもありません。
もう、デジタルとか、アナログとか、そんな仕分け自体が無意味なほど、
それらは融合して日常に溶け込んで、使いまくっています。
その言葉遣いや、「認識」そのものが、もう古いんです。
そして、その言葉で濁した、意味のない「ITコンプレックス」や、一歩も前に進んでいかない思考停止状態が、
やばいのです。
本屋じゃなくてアマゾンで買えとか、電子書籍に変えろとか、
そういう短絡的な話じゃなくて、
自分を「そっち側」に置いて、たそがれてないで、
もっと危機感持ちながら、好奇心のボリュームを最大限にあげて生きよ。
ということを叫んでいるわけなんですよね。
いつまでも悠然と、時代のど真ん中を生きていこうよ、と。
手本にするのは自分よりも新しい世代
不用意に上の世代をお手本にし続けていると、間違った方向に行きかねません。
お手本にしたいのは、実は1世代も、2世代も「若い」人たち。
自分たちにとっての非常識を、軽々と乗り越えて、
新しい常識を作り上げていく、「次の世代」。
彼らにくっついて、観察して、教わって、
自分を必死にバージョンアップさせていく。
そんな感覚でいて、ちょうど良いのではないでしょうか。
だって、あと半世紀も生きるんだから。
私だって、紙の本が好きです。
でも、そういう嗜好や選択の問題じゃないんですよね。
どっちが、未来の自分のライフスタイルにふさわしいか。
それだけ。
それを謳歌するために、マインドの「筋トレ」をして
自分をメインテナンスし続けないとならないよ、ってことです。
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