45歳から成長する人、衰える人。40代からのライフシフトを目指せ

記者会見でお詫びしながら泣く男性を見ていて、

老害と呼ばれる人にはなりたくないもんだ、とつくづく感じつつ、

後日、ネットのニュースを見ていて、その人の年齢が、

なんと52歳だったことを知って、驚愕しました。

見た目ではなく中身のアップグレードが必要

てっきり60代半ばくらいかと思って見ていたのですよね。

お疲れだったのかもしれませんが、外側だけではなく、

発言の中身や態度から透けて見える「内側」も、

歳下の方のものとはとても思えず。

見た目が大事って、先日ブログで書いたばっかりですが(苦笑)

それよりも何よりも、

「中身のバージョンアップ」が先だろう、という思いを強くしました。

見た目を磨くとすべてがうまくいく。自分ブランドを次元上昇させる秘密はコレ
セルフブランド力を上げるには? 好調にブログは書いていて、読者も増えてはいるのだけれど、 ここでもう1ステージ飛躍したい、という...

人は、考え方から歳を取ります。

そして、自分でも気づかぬうちに、

「使えない人」や

「終わった人」

になっていく…(悲哀)。

歳は取っても古びないために

先日、シュワルツネッガーの出世作「ターミネーター」の近作

「ターミネーター:新起動/ジェニシス」をケーブル局で偶然見ました。

30年という長い年月を経た後で、彼自身も同じ役柄で出ています。

途中、何度か、年齢をジョークにして、こんなキメ台詞を言うのです。

「I am old, not obsolete」

年はとったけど、古びちゃいないぜ。

みたいな感じでしょうか。

I'm old not obsolete – Arnold Schwarzenegger

このオブソリートという言葉は、日本で言う「オワコン」的な意味合いで、

型遅れだったり、時代遅れだったりして、

役立たずになったもの。

ガラケーとか、ビデオテープとか、フィルムで写すカメラとか。

そんな感覚ですね。

アメリカも「長生き社会」になって久しく、

70歳でも肉体を駆使したアクション映画で活躍するのは当たり前。

人生100年時代で大事なのは、年齢なんかじゃないんだよ。

永遠に「使えないやつ」にならないことが重要なんだ。

そんな力強いメッセージを投げかけているようで、

このフレーズはSNSでシェアされ、Tシャツにもされていました。

たそがれ研修より、リセットして自分再教育を

45歳からの時間の過ごし方って、とっても大事だと思うのです。

銀行員なんかは、45歳で「たそがれ研修」というのがあって、

「老いて使えなくなっていく社員」に向けて、

今後の身の振り方を教えるのだそうです。

まだ人生半分もいってないかもしれないのに、

すでに「終末期」の趣。

SF映画というより、恐怖映画に近い怖さを感じます。

そんなことが日常にあると、マインドが勝手に「老け込んで」いくのでしょう。

そして、それに自分が気がつけない。

だから、今いるコミュニティの外側にも居場所を作らないといけないのです。

年齢って、全然関係ないことじゃん、と思い知らされないと、ならない。

ロサンゼルスの社長時代に、アラフィフの部下たちが、

「すでに時代遅れ」となった文具を買っていたのを見て、

血管、ブチ切れそうになりながら、無理に抑えて、優しく諭したことを思い出します。

(彼らはそうは思ってなかったようですが・苦笑)

その体験をブログにしたためた人気記事です。

古びて役立たずにならないないためにやるべきこと