先日、朝ご飯食べない話したのですが、昔の人は、1日2食だったとか言われていますよね。
アメリカでも、エジソンが電気を発明して、トースターが普及したときに、
1日2食は不健康!
朝からしっかりトーストを食べよう、ということをメディアで普及させたのだとか。
事の真偽はわかりませんが(そこまで深追いしてません)
似たような事例は、実は世の中にあふれています。
不安を煽り立てて、それまで必要としてなかったものを、あたかも必要だと感じさせる。
それ、マーケティングの王道だったりもしますよね。
皆さんは、髪は週に何回、洗ったりしますか?
今は、シャンプー使わないで洗う健康法?美容法?もあったりしますが、
まあ、普通に毎日洗うって人が多いのかな、と思ったり。
自分が若かりし頃、「朝シャン」というのが、そういえば流行りました。
昭和62年、1983年のことなのだそうですが、
突然、CMでがんがん言われるようになり、専用の洗面台ができたり、
髪を洗いすぎない優しいシャンプーが出たり。
朝と夜、2回洗おう、という洗脳だったのでしょうか(笑)。
1930年代からの、シャンプーの広告をまとめたツイッターが評判になっていました。
1932年、35年、65年、83年と4つの「花王」の広告なのですが、
せめてこのくらいは洗いましょう〜と宣伝しているシャンプーの回数が、
どんどん変わっているのです!
1930年代は、果たして何回だったと思いますか…?
なんと、実に、
月に2回!
汚れた髪は、人に迷惑だよ、と煽っているのが、うん、ざわざわしますね(笑)。
変遷が、こちらで画像つきでご覧いただけます。
いやあ、秀逸。
証拠がバッチリあるのだから、言い逃れできませんね〜。
人の常識、なんてものは、そうやって誰かが作為的に作ってきた部分もあるようです。
だから、ときには疑ってみる。
自分は必要ない、と思えば、やめちゃう。
自分にはこっちが合ってる、心地よい、と思ったら、
人の承認なんかいらないから、勝手にやればいいですよね。
流行に乗って始めるのは簡単だけれど、
一度習慣になったものをやめるって、結構たいへんです。
だからこそ、意識して、生活を断捨離してみるのも、大事なんですね。
さて、今年後半、どうしましょ?
↓
今年は何をやめてみる?