会社で上司のパワハラに悩んでいる方に、こんなアドバイス。
「その上司の上司に言いつけちゃいましょう」(笑)
それって、当たり前じゃない?って私など思うのですが、
皆、意外にそこに目が向かないし、
いけないことだと思いこんでいたりもしますよね。
「せ〜んせ〜に言ってやろ〜♪」
なんて、子ども時代にいじめられたりしたのかな。
自分が、先生に言いつけちゃう方にはなったことがなく、
それは、卑劣なことだと思いこんでいるのか?
言いつける、という表現が良くないんだと思いますが
「こんなことで、とても困っているんです」
ということを相談するのは、当たり前のプロトコルですよね。
まあ、先生が機能しなくて、下手するとイジメが激化する、という怖さもあるから、
相談する人への信頼感に絶対的な自信が持てないと、
行動には移しづらいのかもしれません。
パワハラしてくる上司にも、上司がいます。
よっぽど小さな会社で、社長自身との折り合いが悪いとなると、難しいですが、
大きな組織だったりしたら、今、パワハラは社会問題化しつつありますし、
下手したら訴訟にだってなりうることだし。
「泣き寝入り」って、もったいない。
闘うってことを、良しとしない人が多いのに驚くのですが、
「自分の尊厳を自分が守る」って、とっても大事なことだと思うのです。
ハラスメントに合うとき、人はどうしても萎縮させられます。
パワーで上から押さえつけられて、弱いところを掴まれて、
ジクジクとやられるものだから、戦意も喪失し、
蛇に睨まれた蛙状態で、思考も動作も停止してしまうもの。
最大の予防は、早期の仕返しです(笑)。
あるいは、「ブチ切れて」見せること。
あんたねー、いい加減にしなさいよ!と、声を荒げる、とか。
なめんなよ。
ふざけんなよ。
それを、何らかの形で示せたら、上からマウンティングしてこなくなる、かも。
私も、かつては結構、部下を追い込んでしまったこともあったりするし、
あなたのせいで、うつが再発しました、という部下もいたりしたし(涙)、
お前こそパワハラ上司やないけ、と言われそうで、怖いのですが…
偉そうに、こんな記事を書いています(苦笑)。
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たまには「なめんなよ!」って、怒ってみせよう
怒りの感情は、自分を守るために必要なことが多いです。
協調性を重んじる社会では、怒りは嫌われ者になりがちですが、
押し殺してばかりの人生では、自分がどんどん死んでしまいます。
ときには、「あえて、怒る」。
そうやって自己防衛ができるようになると、
セルフイメージやら自己肯定絵感、といったものが、グイッとあがりますからね。