アメリカ在住者の9割近くが英語を何とかしたいと切実に願っている

『ライトハウス』の最新号で特集記事担当しました~

Lighthouse magazine

ライトハウス』の6月1日号が現在好評配布中。今回も特集記事をひとつ担当させていただきました。ハデハデで、華やかにフィーチャーされているソーテル特集、じゃなくて、こっそり小さな文字の第二特集「目指せ!ネイティブEnglish~アメリカ在住者向け英語完全マスター術」が私の執筆によるものです。

別にひがんでいるのではないですよ(笑)。経験ある人がじっくり考えて企画し、さらに筆力もないとできない企画を、と編集部がアサインしてくれているものなのです。

単に発注に応じて書くだけのライター仕事をしているわけではなくて、最初の企画から構成、インタビュー、各種パーツの手配、データ収集(アンケート含む)、デザイナーへの発注とコラボレーション、文字直し(赤字を入れて渡すのではなく、自分でソフト上で直すのです)、必要なら顧客や取材先への原稿チェック依頼、そしてフィニッシュまで、通しで全部担当するので、やりがいたっぷり。もちろん書くことも含めてですから、楽しいお仕事です。

こうやって見ると、情報誌の中での書くという仕事は、ほんの一部分。その手前とその後のしごとが全体の7割くらいを占めているかもしれません。

皆がやっぱり自信がない英会話。自信は「気」から、かも

英語については、前も少し書きましたが、ずいぶんと自分なりに格闘してきて、それなりのところまでは辿り着いているわけなんですけど、それでもまだまだ…と思う自分がいる。こんな時、の何て言ったらいいのだろうと迷ったり、ネイティブ同士の会話のスピードにまったくついていけてなかったり、20年も住んでるのに…と恥ずかしい思いをすることもしばしば。

果たして他の在住者さんはどうなんだろう?と興味津々でアンケートを取ったところ、なんと9割もの方が同じ様に感じてらっしゃるのでした。しかも皆さん、国際結婚や留学を機にアメリカに気た人ばかり。仕事でも使えるレベルです、って自分で言える人たちなのですが、それなのに「英語はもっと上達したい」と切に願っているという事実。

これは、なかなかの発見でした。

しかし、それは日本人固有の完全主義な気質が原因。今回インタビューしたネイティブの講師たちは皆、口々にそうおっしゃるのです。他の国民に比べて、自分に厳しすぎ、できていることよりもできてないことばかりを見過ぎるのだと言われて、なるほどその通り、と納得するのでした。

プロたちへのインタビューが楽しかった&参考になりました!

4箇所で合計7名の方にインタビューをさせていただいたものをまとめたのが、今回の特集記事です。ボキャブラリー、リスニング、発音、そしてスモールトークを含むスピーキング全般。在住者が一番改善したいよ~と悩む項目にフォーカスしてプロたちに聞いてみました。

もちろん、ですが、「聞くだけで英語が話せるようになった!」なんて奇跡は起こらないことは、在住の皆さんは十分にご存知のはずですね。だからこそ、悩んでるんだもんね。結局は地道な努力の積み重ね。そういう真面目な特集ですので、真剣に悩んでいる人にこそ、きっと一筋の光が見えるものになっているのではないかと願っています。私自身、いろいろと気づきをいただきました。

ロサンゼルス在住の方は、今すぐお近くの日系スーパーへ。サンディエゴ、シアトル/ポートランドの皆様は、次号で掲載される予定ですが、LA版はオンラインでもご覧いただけます。

⇒ 「目指せ!ネイティブEnglish~アメリカ在住者向け英語完全マスター術」はこちらから。
前号5月16日号の「恋活大作戦!」も私の作品なので、ぜひご覧くださいまし。