人はなぜ電話をしなくなったのか。縦横無尽に入るテキスト情報にアップアップ

Facebook Messenger

いやいや、昨日今日と、ちょっとメールやチャットが多いです。そういえばハワイにいる頃から、ずっとそんな状態かな。電話ってほとんど鳴らないし、自分もかけないのですが、文字情報は休むことなく飛び交いますね~。

仕事辞めてひとりになったら突然入らなくなったメインのメールボックスも、最近は結構にぎやかです。個人用のメールボックスも相変わらず気づくとたんまり。

メールを書いている横で、Gメールのチャットが起ち上がり、「今、いいですか?」と呼ばれます。これは主に『ライトハウス』の編集部とのやり取りのみ。彼らも社内でも席が遠いとチャットしますからね。ひとりのスタッフとチャットしながら、同時にその人の目の前に座っている別なスタッフとのチャットも起ち上げちゃったりして、何だか不思議な感じ。

もちろんFacebookのメッセンジャーもバリバリ飛んできます。昨日は一時、4人とのチャットが同時進行してしまいました。いや、自分が出したものもあるのですがね。チャットって、瞬間、瞬間に取られる時間はそうでもなくて待ってる時間が長いのですが、でも、トータルの所要時間は長くなりますよね。これだったら話した方が早いのに、なぜ人は文字で対話をしようとするのでしょう。

かと思うと、日本の方からLINEでチャットが飛んできたりもする。もちろん電話番号ということでは、王道の電話のテキスト機能を使ってもメッセージが飛んできます。iPhone同士だと無料で嬉しい。他のだと、自分の契約では20セント取られるので、オフにしちゃってます。他の手段がいっぱいあるのだから、人のお金を黙って使わないでねってことで。「はい」とか「了解」でそれぞれ20セント取られるのは悲しいですよね…。

Twitterは積極的にやってないので、ダイレクトメッセージは来ないで済んでいますが、ここからも来るようになったらもうどうしていいかわからなくなりそうです。あと、時折スカイプってのもありますね…。

ある時、ふと見たアメリカのスタンドアップコメディアン。彼女とのシンプルなテキストのやり取りが長引いて、だんだんと面倒になって、思わずつぶやく落ちがありました。「ああ、いつかこの機械で人と話しができるようになったらなあ…。」

うん、本当に(笑)。いつから我々は逆行しちゃったんでしょうね(笑)。

電話で話したら瞬時に終わる会話が、延々とちょびっとずつ続いちゃうんですよね。いつ止めていいかも分からない。これで終わりね、と思ってステッカーとか送ってみても、それに対してお礼のメッセージが届く。パソコンやデバイスから手と目を離してしまう他、ありませんね。

気づくとこの数日、誰ともしゃべっていないのに、実はものすごくたくさんの人とコミュニケーションが発生していて、いろんなことが前に前にと進んでいたりします。不思議だなあ…。

今日は急ぎの用があったので、あえて『ライトハウス』さんに電話してみました。馴染みのスタッフとお話できて嬉しかった。声ってやっぱり、文字では伝わらない温もりが瞬時に伝わりますよね。

よくよく考えたら、送っているのは自分の方だったりもするし。テキストだけじゃなく、たまには電話しよっと。