いつもセミナーの冒頭でお話している、自分自身がライフコーチを採用した時の体験をビデオにまとめました。
遡ること8年。四捨五入すると50歳という歳になり、僕の中には、いろいろな意味で焦りが出てきていました。
良い歳して「なにものでもない自分」。周りの人が皆、すごい成功者ばかりに見えて、どうやったら、そうなれるのか。彼らに追いつけるのか。自分が本当に求めているものが何かも知らずに、ただ表面的なところで人と自分を比べて、ジリジリとした日々を送っていたのです。
メディアを創る仕事はとても楽しくて、没頭していたかったのですが、立場としては編集長よりも社長の方が優先。手探りでやってきたことが正しいのか、間違っているのか。適切な評価も誰からも得られないことから、やりがいというものを感じることができずにいたのもこの時期です。
決して褒められることはないけれど、何かあるとやり玉に上がる。社員からも、株主からも、顧客からも、いつも責められているような被害妄想もあったかもしれません。
このモヤモヤを何とかしたい。やりたいことがある「はず」なのだけれど、今ひとつ明確にならない。なったとしても、どうしたら実現に向けて動いていけるのかも分からない。
こんなことを相談するのは、いわゆる「コンサルタント」ではないはずです。かといって、「セラピスト」でもない。「カウンセラー」でもない。
そんな頃です。ライフコーチ、という存在がいることを知ったのは。そして、ハワイNo.1と評判のエグゼクティブ・コーチを採用することにして、その後の人生が、まったく別物になってしまいました。
そんなことを夏日の公園のベンチでお話しています。アップで見ると、カメラを真っ直ぐ見てない感じですけど、ちゃんと見てたのに、なぜなんだろうな…（苦笑）。
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