東京での食事会は、あっという間に埋まってしまったのですが、ちょうど最後のおひとり、というときに、昨日、アラフォー女性とのセッションがありました。
つくづく感じたのですが、30代とか、40前後とかって、結構、危険な年齢だなあとも思うのですよね。
何がって、「まだ時間がありそう」と変な勘違いしがちだから。
え、上野さん、いつも年齢なんか関係ないって言ってるじゃない〜!といわれそうですが、
あれはリップサービスです(爆)。
いや、うそうそ(笑)、そう信じているのは事実で、実際、何歳でも関係ないよ、と思うのですが、選択が変わったり、早いペースが求められたり、条件はずいぶんと変わっていったりするんですよね。
それを自覚してか、50代の人は、もう後がない、時間がない、今すぐ結果出さねば!と動きも早い。
真剣度もそれなりに高い方が多いです。
ある意味、焦り、というファクターが有利に働いています。
だけど、30代半ばとか、40前後とかだと、まだまだ大丈夫〜という安心感が漂っていて、意識の底ではやりたいと思っているのに、ずるずると先延ばししたりするんですよね。
長年の訓練が行き届いて、自分を納得させる技には長けていて、もっともらしく今じゃない理由を並べて、人を説得しようとする。
その技で自分自身をも騙しているし、一番危険なのは、潜在意識はそれを見抜いているので、自己肯定感がどんどん下がっていることです。
「リスクを避ける」ことを最優先に生きてきた結果が今で、それが嫌だから、コーチを頼んでいる。
なのにまあ、言い訳上手なアナタたち(涙)。
いつまでも親の育て方のせいにしちゃったりして、でも、もうとっくに親とは一緒に住んでない。
親が日々、行動を縛っているわけでも、監視してるわけでもない。
今、アナタを縛っているのは、アナタ自身だけなんです。
毒親育ちのトラウマ気質はよく理解していますが、社会できちんと機能できているのだから、
アラフォーにもなったら親離れして、自分の足でスクッと立ってもいいですよね。
「先延ばしして、何か良いことあるの?」
最近、いろんなクライアントによく聞く質問です。
条件が、少しでも良くなるんですか?
何かの能力がグレードアップされて、今できないことが急にできるようになるんですか?
未来の人生において、「今が一番、若い」とよく言います。
それ、単なる言葉の綾、ではなく、事実そのものなんです。
あとになって、ああ、あのとき、やっておけば良かったなあ…
そう後悔したくないのなら、「今がタイミングじゃない」とか言っていないで、今すぐ、行動を起こしましょう。
生活の習慣や、選択のひとつひとつを変えましょう。
しまった、こういうのを「ゆでガエル」と言うのだったか…と実感してから準備を始めるのでは、さすがにちょっと遅すぎます。
少なくとも、その頃には、今と同じ条件では、いろんなことができなくなってしまっています。
周囲はどんどん先に行っています。
で、ドツボにはまります。
年内にはきっとやるぞ!と目標にしていたことは、できてますか?
あと2ヶ月もしないうちに、今年も終わりますよね。
年内には、とかいう言葉をつい言ってしまう自分がいるなら、それは危険信号です。
↓
それはなぜ「年内には」なのか?
無意識に締め切りを延ばしている
自分に気づいて行動を加速する