お金が舞い込むマインドづくりに、ぜひ試してみたいコレ

お金に関する不安はかなり強力で普遍的

お金に関する不安って、誰にでもやっぱりあるんだなあ、と、この仕事をし始めてから、つくづく知るようになりました。

収入のレベルにはあまり関係なく、貯蓄レベルにもそれほど関係なく、皆が、なんとなく未来に不安を抱えていて、あってもなくても、同じように「使えない」自分がいたりする。

資産レベル、という意味ではずいぶんと開きがある人たちが、同じ不安を口にしたりするので、驚くわけですね。

だからこれは、「絶対額」の問題でもなく、「支出レベル」とかの問題ですらなく、ただ、お金に自分がくっつけているイメージのせいであったりするようです。

ない、ない、と言われて育った環境だと、今がどうであれ、やっっぱりいつか、無くなりそうな気がして不安。

稼いでいる絶対額はそれほどなくても、気持ちだけは安定していて、まあ何とかなるし、と鷹揚に構えて、好きなことに使えている人もいる。

で、皆、等しく、ちゃんと暮らしていけてるわけですね。

あれがない、これがない、これでできてない、あれもできてない、とか、「欠落」に目を向けている人は、惨めな思いを口にしたりもしますが、でも、別にひもじい思いをしてそうでもないし、毎日ちゃんと十分に食べて、何なら太ったりして悩んでいます(笑)。

そんなにお金がたいへんなら、お酒も夜食もオヤツもやめればいいじゃない、と思うのですが、結局、そこにお金はあるので、使えているんですね。

「もったいない」と言いながら実は損している

そういう「不安」や「恐怖」を前提にしたお金のエネルギーに縛られていると、ほしいものにも使えない。

私の母など、20数年ぶりにメガネを新しくしたようなのですが、ほしいフレームがあって、さっと値段を見たら、3万円もしたので、やめた、と。

「明日、死ぬかもしれないのに、もったいないじゃない〜」

そういうのですが、明日死ぬんだったら、お金残していてもしょうがないから、ほしいもの買っちゃえばよかったのに、と言ったら、とムッとされました(笑)。

そもそも焦点が合わないメガネでずっと我慢してきた20年間のフラストレーションの方がすごい無駄。

読書が大好きなのに、「長い時間は疲れてね〜」なんて言ってた母。

失った楽しいはずの時間は戻らないじゃないですか〜。

もったいないから、と言いながら、実はものすごく大きなものを損してる。

こういうのは、やっぱり「欠乏」マインドなんですよねえ〜。

アメリカの暮らしで学んだ豊かさマインド

ハワイにいるとき、ある種の日本人観光客さんの姿を見るのが、なんとなく嫌でした。

チップを1円単位で細かく計算して、少しでもサービスが気に入らないと、罰ゲームみたいに15%から差し引こうとする人たちとか。

レストランは量が多いし高いから、もったいない。

今日はコンビニのスパムむすびかカップ麺でいいよ、1色浮くし、とホテルで食べる人たちとか。

いや、好きでそれらを食べるのは全然良いのですけれどね、なんか「もったいないから」そうやってる人を見てしまうと、チップの件とも合わせて、気持ちが「貧しい」エネルギーを感じ取ってしまいます。

本当はすごくお金があるかもしれないのに、なんか残念。

せっかくの旅行なんだから、「体験」にしっかりとお金払えばいいのに。

そして、チップなど単なる習慣なのだから、気前よく上乗せしちゃえばいいのに。

そんな「誤差」みたいなお金にこだわって、どれだけ得になると言うのでしょう。

ハワイのクライアントで、マッサージセラピストをしている女性がいるのですが、彼女のお客様なんか、チップ15%どころか、50%とか、下手したら150%とか払ってくれたりするんです。

マッサージが60ドルだとして、チップに30ドル、40ドルは当たり前。

「ご家族と楽しんで〜」なんて言いながら、100ドルをチップにくれた人もいるとか。

もちろんマッサージ代とは別に、です。

やってみるとわかるのですが、チップを多めに払うのって、とっても清々しくて、気持ち良いことなんですよね。

私も必ず最低で20%、UBERも床屋さんも、太っ腹な気分になって、どかんと上乗せしてしまったりするようになりました。

お金あってもなくても関係なく、ただ、あげちゃう。

喜んでもらいたいから、ということもなくはないけれど、でも、そうやって払ってる自分がなんか気持ち良いのです。

見栄でも何でもなくて、豊かな気持ちになれる、というメリットが多大すぎるからなのでしょう。

ビバリーヒルズとかで食事してても、チップを計算している人なんて、見たことないです。

皆、「適当に2−5割」さらっと乗せてるんですよね。

15%って計算しにくいけれど、20%は結構、簡単なんです(笑)。

50%なんて、もっと簡単だよね(笑)。

3000円のランチが、3300円になろうと、家賃が払えなくなったりはしませんよね。

自分の価値観が、それを許さないだけ。

私にとって、ランチとは、○○○円のものだから、それ以上は贅沢。

メニューにいくら、とあるのだから、それ以上は払いたくない。

チップなんて、許せない。

もちろんお気持ちは十分わかるのですが、そうやってガチッと財布の紐(あるいはお金のマインドの紐)を引き締めてしまうことで、お金って入ってこなくなる、と言うではありませんか。

皆、そういうお金の本、好きでいっぱい読んでますよね?(笑)

ならば、その通り、実践していこうではありませんか。

使えば使うほど、その使い方にふさわしいお金が入ってくる。

それを実感するために、「損得じゃないことにお金を使え」「いっそ、完全に無駄なことに使ってみろ」と、心屋仁之助さんが提唱しているのが、「神社ミッション」です。

心屋さんの神社ミッションがやっぱりスゴイ

私もそういう3万円のメガネフレームが贅沢、という親に育てられているので(苦笑)、強力なお金のブロックとか持っているはずですから、気をつけないと、負の連鎖にはまりがちなときはあるのです。

だからこそ、ハワイやロサンゼルスという、豊かさがあふれている街での暮らしで、根こそぎお金のマインドを変えていく体験ができたことが、とても役に立ちました。

クライアントにも、持ってるお金の多寡とは関係ないところでの、「豊かさマインド」をまずはわかってもらおうと、おすすめしているのが、心屋仁之助さんをはじめとする方々が書いていらっしゃる、お金にまつわる本。

たとえば、最新刊だとこれなんか本当に素晴らしいのです。

中には、有名な神社ミッションのお話も再び出てくるのですが、それは、お賽銭箱の中に、ぽんっと1万円を投げ入れてくる、という課題。

 それも、絶対にご利益なんかなさそうな、寂れて、人気のない場所にあるところを、あえて選ぶのがコツ。

何も期待せず。何も考えず。何も感じず。

ただ、ポイッと印刷した子ども銀行のお金を入れるみたいに、1万円札を投げ入れる。

私たちは、お金というものに、とてつもないエネルギーやら思いやらを勝手に結びつけていたりします。

粗末にしてはいけない。大事に貯めておけ。使うんじゃない。無駄にするな。

そういう昔ながらの言われが、お金に対しての「執着」を生んでしまう。

手放したくない、損をしたくない!と思うと、入ってこなくなってしまう。

強制的に、何かが壊れて修理したり、買い替えたりとか、しなくてはいけなくなったりもするのです。

不思議ですよね〜。

入ってきてほしいならば、呼吸するように、きちんと出していきましょう、ということなんですね。

自分はすでに豊かなのだ、と決めてしまうこと

というのが、まあ理論的な裏付けとか、なんだっていいのですが、そうか、やってみちゃおうかな、とやってみると、なんとなく効果があるようです。

はい、私も日本に帰るたびに、実はお寺ミッションをやっていたりします(笑)。

あとは、アメリカでも,二度と会わないUBERの運転手さんに、チップをたんまりあげちゃう、とかっていうのも、似たような効果があると思ってやっています。

ハワイのマッサージのクライアントさんを真似して、それこそ50%とかあげてみたり。

まだまだ150%は上げることができない自分がいて、残念です…(苦笑)。

スーパーで、値札を見ずに、ほしいものをサクッとカゴに入れることとか、アウトレットじゃなくて正規の店で、セール品じゃなく、定価で、ほしいものをサクッと買うとかも、共通するものがありますよね。

すぐにセールに落ちていくのがわかっていながら、あえて、定価で買う。

できますか?

日本でユニクロで買ったら、5分の1だったりしても、買えますか?(笑)

いくつかランクが違うものがあったとき、何も考えずに一番上のものを頼んでみるとか。

ちょっとザワザワするくらいのことをするのが、良かったりするみたいですよね。

「自分は豊かである」と、先に決めちゃうのだよ、と心屋さんはおっしゃいます。

すると、あとから、そのマインド=セルフイメージにふさわしい現実が、ちゃんとやってくるから、と。

アメリカ人とか、貯金なんてまったくしないで、カード会社に借りを作って、どんどん使う。

その消費が回り回って、経済を活気づかせているし、それゆえの全体の豊かさが、高い給与レベルとなって彼らにもちゃんと返ってきていたりする。

ハワイもロサンゼルスも、でしたが、テキサスもまた、本当に豊かなところです。

周囲の恩恵に授かって、私もどんどんマインドの豊かさだけでも上げていけたらと、心してお金を使うように励んでいます(笑)。

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