そろそろ生活の舞台をまた変えようかと思っています。東京、ハワイ、ロサンゼルスの次はどこ?

日本32年。ハワイ17年。ロサンゼルス7年。

LAに来てから、引っ越すこと4軒目。

今はロサンゼルスの表参道的な街に住んでいて、それはそれはカッコイイ人たちばかりがいて、上質な暮らしを目の前で見本として見せてくれて。

そんな街での暮らしは大満足なのですが、唯一、家のことを考えると、別な街に引っ越そうかという案が浮上してきます。

もともと一人で住む前提で借りたので、一人にしては贅沢すぎるスペースなのですが、大きな人が出戻ってきて以来、ちと狭い。(それでも日本的には贅沢な話ですが…)

なんせ、高い場所なんです。

ハワイもそうですが、ロサンゼルスも人気エリアはとても高い。

そして上がり続けている。

今、こういう環境に暮らしたいね、という理想の家を探そうと思うと、今の家賃の3倍くらいするんですよね。

すごく望みを下げて、妥協点?と思えるところでも、2倍はする。

でも、アメリカって広くって。

今と同じくらいの家賃で、3倍の広さの家が手に入り、さらにその3倍の面積の庭がある家が手に入る場所が、他の都市にはある。

当然、そんな物件は、買っても安い。

どうせどこにも出かけないので、住む家がこの街にある必要性がまったくない自分にとっては、さて、何が優先かというところで、また揺さぶられちゃうわけですね。

ハワイから、都会を求めて移ってきて7年。

今また、違う角度から人生を見直してみて、パートナーとの良好な関係がベースにありつつ、ふたりのほしいものが変わってきているのも確か。

広大な庭で半自給自足。

犬を数匹飼って、鶏や豚を放し飼いにして。

夕日が沈む光景を眺めるポーチで、揺り椅子に座ってワインを飲みながら本を読んで…。

妄想、妄想。

放っておくと暴走しちゃうので、この辺でストップ(笑)。

そんなこんなで、ロサンゼルスでの暮らし、もしかすると近々終わるのかもしれません。

いや、そんなことを言いながら、ズルズルとしばらく居続けるのかもしれませんが、別にどこに住んでも「住めば都」だし、だったら、自分なりの「豊かさ」を追求したいなと思うようになった。

そういう心境の変化、というところでしょうか。

もし今、日本に帰るとしたら、こんなところに住んでみたいな。

ずっとそんな妄想で遊んでいたのですが、いや、帰らなくても、アメリカで、似たような条件の場所を探せばいいじゃん。

そう気がついてしまったのです(遅い)。

それもこれも、どこでも働ける仕事があってこそ。どこでも生きていけそうな自分がいてこそ。

ハワイっていう冠、ロサンゼルスっていう冠がなくても、自分はやっていけるのか。

そんなことも試されるわけですよね。

住む場所が幸せにしてくれるわけでもないし、住む場所に支えられているような魅力では薄過ぎる。

ここいらでまたチャブ台ひっくり返して、新しい土地で新しい暮らしを始めてみても面白いかも。

LA暮らしをやっと満喫し始めた4年前、こんな記事を書いていました。

ロサンゼルスがハワイより住みやすい5つの理由

ここに書いてあることは、今も別に変わっていないけれど、ハワイでもロサンゼルスでも得られないものが得られる場所がある。

それを知ってしまった今、さて、動かずにいられるのかどうかってことなんでしょうね。

日本だって、長時間の通勤ラッシュにもまれる暮らしを卒業する方法、模索したっていいですよね。

思い切った移住をすることで、人生が、一瞬で変わるはず。