鯉の餌やりはフェイクニュースだった!
日本の某ニュースを数時間遅れで
アメリカでも見れたりするのですが、
トランプ大統領の鯉の餌やりを見て、
しょうがねーなーと溜息ついていました。
こんなことが世界の話題になるのが
今の時代らしいわけですが、
一夜明けると、アメリカ含む各国の
様相が変わっていました。
餌やりの全編ビデオが公開されていて、
そこでは安倍首相の方が先に、残りの餌を
一気に投げ入れている様子が映っていた
からです。
どうすればいいの?的なトランプ氏は、
それを追うように、アメリカ人的には
普通の仕草で、ショーマンらしく
皆と和気あいあい、餌やりをしただけ。
私の見たニュースでは、「これには
安倍首相も苦笑い」と、実際の場面には
ない表情をあえて付け足してまで、
トランプ困った話に仕立てていました。
これを印象操作だと日本でも問題視して
いる人は多いですね。
でも、これは「印象を操作」したのではなく、
そこにない「嘘の事実」を作り出しています。
それこそトランプ氏が批判して言う
「フェイクニュース」そのもの。
印象なんかじゃなくて、事実そのものを
見事に操作しているわけです。
もう何を信用していいのか…。
右とか左とか、民主党とか共和党とか、
そんな話を超越して、呆れますよね。
一瞬でも信じた自分が馬鹿だった、って
感じで、ニュースを見る目が変わります。
(とっくに変わっていますが…)
その後も毎日、同じニュースを見てますが、
別にお詫びコメントが出るでもなく。
そっか、事実の捏造なんて、きっと
当たり前にいつも行われていて、線の
引き方すら見えないのか、と悟ります。
(日本だけではなく、米国メディアも
同様です。念のため。)
いったい誰を信用すればいいのか?
大手メディアがSNSユーザーよりも
確実に持っているのは、本来は
「信用」だったはずなのですが、
その資産をどんどん崩しています。
だから、どうすれば、というのは、
結局は、私たち自身に委ねられていて、
偽物と本物とを見極める眼力こそが、
試されていくわけです。
でも、そんなスキル、どうやって
身につけていくの?と思いますよね?
まずいちばん簡単に始められるのは、
「信用できる人の言うことを聴く」
ということですね。
会社、じゃなくて、団体、じゃなくて、
人。個人。
どこかに属している人は、やむを得ず
立場上の嘘をついたりもするので、
できるだけ逆風にすくっと立つ勇気ある
個人がいいと思います。
この人は、普段からいいことを言う。
人のことを思って、誠実に、真摯に、
役に立つことを教えてくれる。
マジョリティに負けず、新しい時代の
新しい常識を教えてくれる。
間違いがあってもすぐに認めて正す。
そういう人を複数人、見つけて、
彼らの言うことを、総合的に取り入れ、
そこから取捨選択していく力を
徐々に身につけていくことです。
鵜呑み、はダメなんですよね。
それは、単なる「怠慢」です。
人間としての考える能力、判断する
能力を放棄してしまっています。
究極的には、そういう信頼できる
ソースから情報を集めてきて、
自分で自分なりの判断ができるように
なるのが、ゴールのはず。
いや、もっと言うと、本当の究極は、
人が耳を傾けてくれる信用に値する
人に「自分がなる」ということでしょう。
信用残高を増やす6つの方法
世界的ベストセラー「7つの習慣」に
「信用残高を増やす」という項目が
あります。
今や貨幣経済ではなく、信用経済
なのだ、という言い方もよくされて
いますが、
お金で信用は変えないけれど、
信用があれば、お金は稼げるのだと。
実際、それを地で行く現象は
どんどん起きています。
個人力の時代、とかいいますが、
それはすなわち、個人の信用残高が
どのくらいあるのか、という、
その残高の問題なんですよね。
信用というのは、残念なことに
コツコツと少しずつしか貯める
ことはできません。
そして、せっかく貯まったものも、
あるとき、一気に取り崩してしまう
こともあるのです。
「7つの習慣」には、6つほど、
信用残高を積み重ねる方法が
書かれています。
後に、いろんな自己啓発書が、
いろんな書き方でトレースしている
元になった本。
・約束を守ること
・相手を理解すること
など、言葉で聞くと、当たり前な
ことばかりが並びますが、いえいえ
これがもう本当に深いのです。
それらを簡単にまとめたのが、
こちらの記事。
↓ ↓ ↓
世界で読まれているのには、
しっかりとした理由があります。
現代の古典です。
新訳も出ているので、ぜひこの機会に
手に取っていただけたらなあと
思います。
今この瞬間の、大ベストセラーに
なっているキングコング西野氏の
「革命のファンファーレ」も
世代に関係なく、とっておきの
オススメ書です。
この中で、著者はこう言っています。
お金を稼ぐな。信用を稼げ。
『信用持ち』は現代の錬金術師だ。
SNSの時代は、人間の本質をも
シースルーに変えてしまいます。
だからこそ、嘘はつけない。
フェイクな人間は、すぐにバレる。
さて、あなたの信用残高は
いったい、いくらでしょう?
今日からやるべきは、信用の残高を
増やしていくことです。
(無料メールマガジン「未来通信」より。登録はこちらから)