大人の「勉強」は楽しさばかり
勉強って、好きでしたか?と聞くと、YESという答えはなかなか返ってこないものです。
でも、好きな学科のひとつやふたつはありましたよね?
私の場合は、国語と英語が圧倒的に好きでした。
他の科目は、皆目わからず。
興味が持てず。
部活(バレー部)の練習も厳しくて、授業中はもっぱら昼寝で体力温存。
よくまあ卒業できたな、と思う位、理数系はひどいものでした。
勉強は、しなくてはいけないからするもの、という意味でしかなかったのが、少し変わるのが
大学に入ってから。
文学部で、一般教養の中には哲学とか、心理学とか、社会学とか、そういう科目が用意されていて、あれ、なんかこれ、ちょっと面白いかも、と興味をそそられることがテキストに書かれていました。
それから関連の本を図書館で借りて読んだりして、少しわかると、またその先が知りたくて、どんどん深く入り込んでいきます。
ハワイの大学院でビジネスを学んだときには、もっと欲出して取り組んだので、もっと楽しくて。
楽しければ楽しいほど、実になるし、成績だって良くなります。
アメリカの教育は、とにかくできることをほめてくれるので、ほめられ、おだてられ、伸びていく。
そうか、勉強ってこうやってやるんだ。なんだかめちゃくちゃ楽しいんじゃん、と、30半ばにして、初めて知ったのです。
錆びついた自分を「進化」させてこそ、幸せな未来がやってくる
私が就職したての頃、「学校を出たら、勉強しよう」というキャッチコピーで日経新聞が広告をしていました。
勉強とは学校でやるもの、と勝手に決め込んでいる新卒生の頭には妙に新鮮に響きました。
それから32年が経ち(驚)、ようやく知るのです。
本やビデオや教材があれば、どんなトピックスだって、今からでも学習できると。
とくに本の費用対効果といったらとんでもないバリュー感。
たった1000円~2000円程度で、どれほどのことが学べるか。
こんな破格の学びは他にありません。
昨年の夏からとくに意識して読書量を増やしてきたので、いまや月に15~20冊レベルで読み重ねています。(もちろん精読、ではないですが)
宗教のこと、DVのこと、心理学のこと、政治のこと、国の社会情勢のこと、経済のこと、AIのこと、未来のこと、健康のこと、農業のこと、移住のこと…
もう、ありとあらゆるテーマの本を脳に放り込んで、咀嚼もせずに、勝手に消化されるのを待つだけ。
知らなかった世界が見えてくる。
知らなかった価値観が見えてくる。
知らなかった可能性が見えてくる。
歳を取ってからこそ、知識が立体的にふくれてきて、信じられないほどの量を一度に学ぶことができるんだな、
知的好奇心は満たせば満たすほど、よりふくれていくものなんだな。
それを実感する毎日。
世の中って、おもしろ~い。
わざわざ学校に行かずとも、勉強は自分でできる。
斎藤一人さんなども、「かつて、頭がいい人、というのは、本を読む人のことを指したんだよ」とおっしゃいます。
学歴なんか、どうだっていいんだよ、勉強は自分でするもんなんだよ、という意味で、広く語りかけているわけですね。
中卒でも連続納税日本一記録を打ち立てた方ならではの、説得感です。
そのことは、多読を継続してみると、どなたにでも実感できると思います。
この間、アマゾンで無料だったのでこんな本を読みまして、すっかりニワトリ通になりました(笑)。
勉強って、こういうこと。楽しいことなんですよね。
本じゃなくても、ウエブサイトを徹底的にリサーチデバイスとして利用して、あるトピックスの物知り博士になってもいいですよね。
TEDやら、UDEMYやら、良質な素材はどんどん増えてきています。
教育にお金がかからない時代になりつつ、ある。
時代はどんどん変わる。
常識も、ツールも、知っておくべきこともどんどん変わっています。
だから、勉強の習慣を持つことはとても大事です。
知識が積み上がれば、知恵に昇華され、判断材料も増えます。
目的は、自分を「劣化」させないこと。
自分を常に「最新装備」に整えておくこと。
自分を「進化」させ続けること。
それは、未来の幸せを確約するための必須科目です。
「選択科目」ではありません。
クライアントのグループ内にも、現在、Kindleブームが到来中です(笑)。
読書仲間が増えて、本当に嬉しい。
おすすめ本を紹介しあって、さらに知的興奮で盛り上がるネットワークができあがっています。
Kindleのアンリミテッドなど、利用しないのは本当にもったいない、素晴らしいバリューです。
参考 Kindle アンリミテッドは「電子図書館」。プライム会員は無料で読書三昧