まずは看板を掲げよう。ちきりんさんも言う。「情報は看板に集まるでござる」

大好きなブロガーのちきりんさんは良くソーシャルの場で呼びかける。今、私はこんなことに興味を持っていて情報を集めていると。公言しないまでも、ああ今、この人はこれに関心を持っているんだなと明らかに分かるくらい同じトピックス関連を多発することもある。

そしてちゃんとほしい情報が次々と集まって、知識が思いがけない早さと規模で立体化していくのをツイッターなどで見せてくれている。後で深い考察と洞察を織り交ぜて、ブログにまとめてくれることもある。

今回はそういう現象を再び実感したご本人が、これを「看板効果」と言うんだとブログに書かれていた。

彼女の関心に対する情報の集まり方は、フォロワーが12万人もいるのだから、そりゃスゴイだろうと想像はされる。オープンに見えているもの、見えていないもの、いろいろあるに違いない。

彼女が教えてくれている大事なポイントは、「まだ準備が完璧じゃないし、きれいな看板が上げられるまで、もうちょっと待ってよう」と思わずに、とりあえず上げちゃえ、ということ。先に上げたものが勝ちパターンに乗ることの方が圧倒的に多いし、同じことを考えている人がいるとしたら、絶対に看板上げた人の方が有利だよ、と。

僕は自分がブログメディアを起ち上げるんだ、と思った時にカテゴリについて考えていて、これに近いことを思った。まずはカテゴリを見せて、「自分が書いていくことはこういうことだ」を示すんだと。

そもそも「ブログメディアを起ちあげた」という言い方の中にも、意味がちゃんとある。これは普通のダイアリー的ブログじゃないからね。ビジネスの宣伝メディアでもないからね。僕は僕自身がメディアになるためにこれをやるんだ、という宣言なのである。

どういう媒体かというと…のサンプルとして掲げているのがカテゴリ。

看板は、外の人も集めるけれど、実は自分自身へのアファメーションにもなっている。カラーバス効果と言うものがあるが、「今日は赤い色を気にして見つけてみよう」と思うと、無意識が意識に変わって、突然、街に、家に、オフィスに、赤い色があふれたように見つかる。

「僕は新しい価値観やライフスタイルについて提唱するプロブロガーです。」

「僕はNLPのマスタープラクティショナーでありライフコーチです。」

僕はそんな看板を上げてみた。さて、何が起こるのかな。楽しみだね。