【ハワイ】ディズニーマジックとは想像力の魔法。アウラニ・ディズニー・リゾートは次のハワイで絶対泊まりたい!

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以前、DFSでPRマネージャーをしていた友人、典子さんが、どうやらアウラニ・ディズニー・リゾートに移ったらしいとFacebookを拝見していて気づいたのは、結構、最近のこと。僕もハワイを去る時に意図的にフェイドアウトしたような感じだったので、きちんとお別れもお礼も言えずじまいで、何だか心残りでした。

今回、Facebookでやりとりするきっかけを通じてメッセージをお送りしたら、せっかくだからアウラニをご案内くださるということになりまして、いそいそと片道35マイル(56キロ)を運転して遊びに行ってきました。昼前で道は空いていたので45分くらいで到着。なーんだ、意外に近いのねという感じ。

でも、典子さんは同じ距離を毎日通勤されてるんですよね。往復100キロ越えx週5日。渋滞を避けるために朝5時過ぎには家を出るそうです。以前から超朝型で働く方でしたが、さらに加速してますね。スゴイなあ~。

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アウラニ・ディズニー・リゾートは、まだ工事中の時に、旅行メディアをご招待する「ハードハットツアー」でおじゃましていました。工事現場の人がかぶる「固い帽子(ハードハット)」をかぶって案内する、ということから、この名前がついています。完成前のお披露目会ですね。

その時に、ディズニーってすご過ぎ…とすでに驚嘆していました。

たった20名弱のメディアを招待しただけなのに、ツアーマップが用意され、それぞれのスポットでステージが組まれ、ワイヤレスマイクを拾うスピーカーとアンプが用意され、説明用のパネルが用意されていました。何もかもがスムーズでした。

メディア用の1日ツアーのために、ちゃんとリハーサルが繰り返されていたのです。

今回、典子さんにも教えていただきましたが、ディズニーの施設では、裏方もすべて含めて全員が「キャストメンバー」なのです。用意周到に準備して、ひとたびお客さんが施設に着いたら、その時点ですべてが「エンターテインメント」の本番。舞台の始まりなんですよね。

それはお掃除の方でも、受付でも、PRみたいなオフィススタッフでも、皆、同じ。

ハードハットツアーを案内してくださったのは、このリゾートのコンセプトを創った、ヘッド・イマジニアさんでした。エンジニアではなく、イマジニア。イマジネーションを自由奔放に広げて、世界観を造り上げていく人です。しかも技術や制限を十分に知り、それらを最大限に利用しながら。

このイマジニア、という表現にも、ディズニーならではの思想が込められていて、涙が出てきそうなくらいに感動してしまうのです。真似したくても出来ないのは、この「思想」の部分なんですよね。

下の写真はフロントデスクです。後ろにあるパネルは、地元の小学生が撮影した、彼らが見つけた虹の中の一色。トマトだったり、草花だったり、いろいろな自然のモチーフから、虹の中の一色を見つけて撮影し、それを提出。ディズニーが最終的に選んだ百数十枚で虹色を表現したのがこちらです。

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下は、各部屋のベッドカバーになっているハワイアンキルト。パイナップルの他に、ミッキーマウスが隠れているのが見えますか? カーペットや壁紙など、いろんなところに、こんな風に幾何学模様になったミッキーが隠されているのです。ひじょうに控え目で大人な遊び心です。

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部屋の電気をつけると、突然現れるのが、波乗りを楽しむバケーション中のミッキーです。電気を消すと、これは見えなくなります。部屋についた時は昼。夜になって、電気をつけると、はじめて驚きの「隠しミッキー」登場。憎いサプライズなんですよね。絵も、きちんとアイランド風の模様に馴染んだものになっています。気配りの細かさがブランドを作るんだよなとあらためて実感します。

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相変わらずお元気で、はじめて働くホテルリゾートという場にも関わらず、とうとうと売り文句を語りまくる典子さん。ハワイアン系はあんまり…と以前は公言されていましたが、今やディズニーがいかにハワイアン・カルチャーをリスペクトして、それを効果的にリゾートに取り入れているかを淀みなく語りまくります。長い運転の行き帰りで練習しているのだそうです(笑)。さすが。

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ファミリーリゾートという特色ながら、大人の落ち着きを感じて、すごく居心地が良く落ち着きます。規模も大き過ぎず、小さ過ぎず、ちょうどいいですよね。ワイキキから遠くはなれているがゆえに、ネイバーアイランド感覚でホッとくつろげます。

日本とアメリカで、ファミリーのバケーションシーズンが若干ずれるので、お正月とか混みそう…と思わず来ると良いようです。ゴールデンウイークもしかり。

ホテルの他に、タイムシェアという選択もあります。2ベッドや3ベッドのお部屋を見せていただきましたが、フルキッチンで、「ここに住みたい!」と叫んでしまうほど立派な設備。家族や友達同士でシェアすれば、一部屋いくらの設定ですから意外にリーズナブルです。日本では舞浜にショールームがありますので、ディズニーランドの帰りにぜひお立ち寄りを。絶対に欲しくなっちゃいますけどね(笑)。

⇒ タイムシェア「ディズニー・バケーション・クラブ」についてはこちら

次の滞在は、ここだな…。

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