自分を飾ろうとする前に、まずは傷をさらして「裸」になる勇気

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未来について考えているとき、頭じゃなくて心が反応する瞬間があります。

  • こんなことが現実になったらいいな…。
  • こんな状態に自分がいられたらいいな…。
  • こんなことで貢献できたらいいな…。

とくに最後の「貢献」を真剣に掘り起こしてみたとき、心を揺さぶる「何か」がフワリと浮か上がってくることが多いようです。

ある30代前半のクライアントさんは、以前、うつで社会から離れたことがあり、そこからの復帰を手助けする団体があれば良かったな、自分がそういうことに関われたら、きっといいな…。

セッション中にそう思いあたって、涙をぼろぼろと流されました。

これが、心が震えた時のサインです。

そういう過去って、ふつうは覆い隠して、見ないようにしてしまうものなんですね。それが「癒し」だと思い込んでいるし、傷口が生々しく開いたままな気がして、絆創膏を貼ってごまかしてしまうのです。

が、現実と一緒で、傷口は、空気に触れさせて、自然治癒力を使って「自ら」治させないと、本当には治っていかないわけです。

そのためには、まず傷があるよ、こんな傷だよ、すごく痛かったよ、でも、がんばってきたよ、ということを外にさらけ出して、認め、そしてがんばった自分をねぎらってあげること。

  • 辛かったことを、辛かったと認めること。
  • 今でもまだ、その痛みは残っているし、二度と味わいたくないと認めること。
  • でも、そこから学んだこともあると気づくこと。

そんな儀式があると、真の回復にとても役に立つものですし、本物の「クロージング」「傷の修復」=癒し、につながります。

少し残った傷跡さえも、勲章のように輝いて見えてきたりします。

そもそも編集ライターである彼女は、自分の特技と使命感とを掛けあわせ、本業とは別に、ふさわしい貢献の場を見つけました。

この素晴らしいサイト(活動)にメンバーのひとりとして名を連ねている、椎名絵里子さんです。

サイトを発見したとき、まさにこれだ!と心が反応し、ライター募集を見つけて応募。見事、採用されました。

「soar(ソアー)」人の持つ可能性が広がる瞬間を捉え、伝えていく活動

彼女は、普段はハワイ情報を取材、執筆する編集ライター。夢のハワイ移住ももうすぐ、というところまで来ています。こちらが、彼女の素敵なホームページです。

その他のクライアントさんにも、セッションではいつも「隠すな、裸になれ」と私はけしかけています(笑)。

だって、そうしなければ、本当に自分の人生を生きることはできませんからね。

皆、どこかで「裸」になる勇気を持ち、「素」になった心と向き合ったとき、それまでは見たくないと思っていたはずの膿んだ傷口を見て、「あ、これだ!」と発見しています。

それは、もしかしたら生活を支えるメインの仕事にはならないかもしれないけれど。でも、関わっていることにとても大きな意味がある。意義がある。

ライフコーチのセッションをしていると、人生に一本の筋が通り、本筋がきりっと引き締まると同時に、そんな風にいろんな意味深い副産物も生まれてきます。

自分が体験したことを通じて得た学びや気付きを、同じように悩む人、あるいは痛みを感じる人へ手を差し伸べることに役立てたい。

それは、あなたに生きる意味、勇気、使命を与えてくれる、何よりも立派な「社会貢献」です。

アタリマエのことながら、毎日に張りが出ます。

生きる理由が生まれ、元気が出るし、健康にも美容にも気を使うようになります。

すべては連動しているんですね。

一度、裸になってしまえば、服を着るのは簡単です。

きっとあなたに本当に似合う服が見つかります。

私ができるのは、あなたが恐れず裸になる、お手伝いです。(というと、ちょっと変に聞こえるかな? 苦笑)

こんな記事も、きっと参考になりますので、まだの方はぜひ。

「貢献というキーワードを意識すると、人生はもっと輝く」