ニューヨークとサンフランシスコに進出していた日本の誇るファッションブランド「ユニクロ」。ついにロサンゼルスにも進出です。この秋に4店舗がオープンし、来年さらに1店舗がロサンゼルス地区に開店する予定です。
しかしロサンゼルスと言っても、実はとっても広くて、東京に4店舗できるのとはちょっと意味合いが異なります。千葉と東京と埼玉と神奈川にひとつずつできたような、そんな距離感。あちこちにできたような印象ではありません。まだまだこれからですね。
ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカット、ボストンと、東海岸も拡大し、西海岸もこれからどんどん広げるのかな。現在、全米に31店舗展開中とのこと。
ずっと日本に帰っていたので、オープン風景は見逃してしまいましたが、やっとロサンゼルスに戻り、家から車で3分のショッピング・モール「ビバリーセンター」店に行ってきました。
10月10日に開店していたビバリーセンター店。日本の皆様は、「びばせん」とか呼んじゃうところですが、ハリウッドとウエストハリウッド、ビバリーヒルズのど真ん中にあって、ヴィトンやグッチ、フェラガモ、プラダなどの高級ブランドから、バナリパ、アルマーニ・エクスチェンジ、コーチ、ディーゼル、ビクトリア・シークレットなど、モールでおなじみのショップがずらり100店舗。ブルーミング・デールとメイシーズも入って、外見の割には、中に入ると意外と歩きでのあるモールです。
ユニクロは、「Life Wear」（ライフウエア）として、総合ファッションを提供するブランドとして進出しています。日本とまったく同じコンセプトで、ほぼ同じ値段で、ほぼ同じ品揃え、だと思います。
ビバリーセンターの駐車場からエスカレータなど、あちこちにユニクロが開店！という案内が出ていて、モールが大歓迎している新ショップであることがうかがえます。ユニクロのある最上階の8階には、H&Mやフォーエバー21などのファストファッションの巨大店舗が同居。ビバリーヒルズとはいえ、いろんな層が同居してますから、それぞれの店がお客さんを共有しているんですね。ユニクロは、このフロアにまさにピッタリです。
値段もちゃんとユニクロ価格。ディスプレイがひじょうにキレイに効いていて、お向かいのH&Mさんが、そういう面ではかなり雑で雑多で質まで疑っちゃうほどにチープな感じを醸し出しているので、値段はちょっと高めかもしれないけれども、絶対にアピールは良いと思います。
ロサンゼルスで見ると、この色の多彩さやビビッドさが、ひじょうに効果的。ポップなカジュアルさがロサンゼルスには合いますね。
開店セールは明日までだよ～と若いお兄さんが声かけてくれます。土曜の夜8時。モール全体がガランガラン。でもユニクロのバッグを持っている人はかなりな確率で見かけました。10月末で、短パンのディスプレイをしてくれるなんて、ロサンゼルスを意識して、素晴らしいですよね。
朝晩、多少涼しくなってきたけど、昼間はちゃんと25度くらいありますからね。日差しも強くて、10月初旬の日本くらいに暖かな日々。朝晩の気温は瞬間、グンと下がるものの、昼間の暖かさは、このままずーっと春まで行っちゃうのがロサンゼルス。
でも、皆さんきっといろんなところに行くし、海辺や山は時にとても冷えるし、軽くて小さくなるダウンとか、防風パンツ（Warm Linedって英語では言ってました）は、それなりに需要があるのではないかと思います。逆に、たまにしか着ないかもしれないので、この安さがきっと嬉しいはず。
日本よりもゆったりと見れて、なんか高級感もあって嬉しい感じ。またあらためてじっくりと買い物に訪れたいと思います。
