アップルからはもう革新的な製品は出てこない、とか、つまらない大会社に成り下がったとか、いろんな話が聞かれましたが、iPhone 6 の予約日初日。蓋を開けてみたら、最初の24時間で400万台と、iPhoneの歴史始まって以来のセールスを記録したと報道されました。
なんだそりゃ、って感じで拍子抜けしました。
ネットでもさんざん魅力に欠けるとか、いっぱい書かれていて、買う気満々のこちらは意欲をそがれる面もなくはなかったのです(苦笑)。それにもめげず、iPhone 5sも我慢して2年ぶりのアップグレードだしと、iPhone 6 Plusの64GBを購入。400万人のひとりになりました。
キャリアはAT&Tのまま継続。いくつか契約のプランが追加されていて3つから選べるようになっていましたが、おとなしく2年縛りの一括払いにしました。
iPhone 6 Plusは、1万円札と同じくらいの大きさ、と聞いて、思わず出してiPhone5と比べてみました。そして、「極端に大き過ぎない」ということが分かり、安心して買うことができました。
人前で出すにも、お弁当箱みたいなのだとちょっとなあ、と思いましたし、携帯性を犠牲にしたいわけではないので、「携帯電話」の領域に留まってくれていることは大事なポイントでした。iPadとの境目が明確であって欲しかった。
そして、新記録セールスのニュース。
なーんだ、という感想を持ったのは、「人の言うことなんか、いちいちまともに聞いてたら、人生、損しちゃうな」と言うことにあらためて気付かされたからでした。
基本、僕はあんまり人に相談しません。昔から、自分のことは自分で決めないと気が済まなくて、その辺、ちょっと頑固なところもあるようです。自分が納得して決めれば、後悔なんて逃げもできないわけです。人に依存した時点で、自分の人生を自分でコントロールしていないことになる。だから、相談も最小限。自分が覚悟すればいいことだし、覚悟が決まらないんだったら、やらない方がいい。
人生のいろんな側面で、僕らは皆、人の言うことや過去に言われたこと、世間の常識に無意識に引っ張られてしまっている。でも、世間の言うことなんて、こんなにあてにならないじゃないか、という証拠のひとつとして、取り上げてみた次第です。iPhoneからずいぶんと離れた話に聞こえるかも、ですが…(苦笑)。