17年いたハワイのことを思う時、それは故郷を懐かしむのと同じ気持ちになる。
自然への畏敬の念や、人への敬い、命あることへの感謝、明日への希望。
生きるのに必要な、そんな大切なことを教えてくれたのは、ハワイだったから。
僕はまたきっと戻るのだろう。何度も、何度も戻るだろう。そこは変わらずに人を優しく迎え、癒やし、そして解放していく。
Hawaii misses you.
ローカルのミュージシャンたちが言ってくれる言葉が、嬉しくて涙が出る。英語はこんなことがサラリと表現できて、便利だね…。
ハワイの月はとても明るくて、その光でくっきりとした影さえできる。ほとんど目の前にあるかのように満月が浮かんだ時には、その大きさに戸惑うほどだ。
あの光景を僕はまた日常にしてみたいと懐かしんで思う。いつかまた、日常にしてみたい。