Evernoteはすでに僕の日常にとってあって当たり前の必須のノートサービスなわけですが、明日からなくなったら困るか、と言われると、なんとなく代替サービスがあったりしそうで、そこはうまくまだ答えが出ません。なければないで、皆、うまくやっていけるもんだしね。
でもインターフェイスもデザインも考え方も大好きですし、スキャンスナップとの連携でさらに必須ものと発展してきています。
Evernoteの創始者であるフィル・リービン氏が、「Apps will be obsolete.(アプリはすぐになくなるだろう)」と発言したと、ビジネス誌Inc.ウェブ版がレポートしています。
記事の中で彼が言わんとすることを簡単に説明するとこんな感じです。
PCでは、人はハードを起ちあげ、そしてソフトウエアを起ちあげ、やるべきことにかかる。でもスマートフォンになったら、今度はもっと手軽に事が行えるように、アプリという存在が必要になった。
しかしコンピュータはすぐにウエアラブルになる。スマートウォッチやスマートグラス(メガネ)になっていく。その時に必要とされる情報処理のスピードは、アプリではダメなんだ。
すべての作業を数秒で終えられるくらいの速度でなければ。
僕はあまり目が良くなくて、スマホよりも小さな画面など考えにくいのですが、コメント欄には賛同の声もありました。その内、ハードやソフトという垣根すらなくなって、ボディと一体化していけばいい、みたいな話も。
うーむ。僕がそういう時代を望んで待っているかというと、あんまりそうじゃない気がして、少し引けました(苦笑)。今で結構、十分なんだけどね。
ちなみに、コンピュータがウエアラブルになったら、Apps(アプリ)はなんて呼ばれるようになるの?という質問には、彼は単に「ネーミングは下手なんだ。今のところ、単にサービスって呼んでおこうか」と答えていました。ソフトがアプリになり、アプリが…何になるんでしょう。それこそハードと一体化したら、別に名前は不要ですね。