あなたには自分が思っている以上の価値がある。自分の価値に目覚めよう

ライフコーチのクライアントを動かす衝動の源は、彼ら自身も意識していない「潜在意識の声」だと考えるようになりました。

表層の意識では確かな形として認識できていない、渇望に近い心の叫び。「もっと役に立ちたい」「もっと愛したい」「もっと愛されたい」「もっと貢献したい」「もっと人の心に触れたい」もっと、もっと、もっと…!

これまでの人生でも、人は多かれ少なかれ、心の声に従って道を選択してきたわけですが、生きれば生きるほど、経験を積んで自分の可能性に目覚めていきます。経験値がグングンと高まって、機が熟した時には、あなたが自覚してようがしてまいが、潜在意識はちゃんと「今がその時!」とサインを送っているようなのです。

たまたま僕が発する言葉を見て、その中の何かに反応し、共感して、居ても立ってもいられない雰囲気で、ライフコーチのセッションにお問い合わせをしてこられる。そんなパターンが多いですね。

(上記画像は、ルイーズ・ヘイさんの出版社が提供する日めくりアファメーション・カレンダー。今日の言葉は、「年齢に関係なく、『今』こそが、自分の価値を認識して、精一杯生きる時」という意味。)

準備OK!  前に進めと潜在意識は後押ししている

彼らが「もっとしたい」という衝動として認識していることは、実は「もっとできる!」という自信の裏返しで、潜在意識が後押ししてくれているのだと、僕は理解しています。

潜在意識はちゃんと気づいているんですね。もう準備はできたよ。大丈夫、自分の価値を再認識して、やりたいことに向けてまっすぐに進んでいきなさい、と。アップグレードした自分にふさわしいチャレンジを見つけて、さらに上のステージを目指す時だよ、と教えてくれています。

しかし、クライアントはなかなかそこに気付けていないもの。心に同居している「ブレーキ」の存在が邪魔をして、自信ある自分を意識しにくくなっているので、行動に移せなくてもどかしい思いをしています。

居心地の良い今の場所から出るのは怖いものです。何もしなければ失敗して傷つくこともない。それがブレーキになっていきます。

恐怖心は巧みに人を騙します。いろいろな人の声を使って、「そんなリスクをおかすべきじゃない」と囁きます。理路整然とした、いかにも正しく聞こえるそんな言葉に従えば、失うものもないけど得るものもない。

おとなしく騙されてしまう選択をするのか、その声に抗って変化に向けて、足を一歩踏み出すのか。そこが葛藤です。

一生懸命、生きているだけで、誰もが何かのスペシャリスト

隣の芝生は青い、というブログ記事でも書いたのですが、人はどうしても自分は過小評価し、他人は過大評価しがちです。

(⇒ 「隣の芝生はいつでも青く見える。淡々と自分の努力を続けよう」)

隣のあの人にはできていることを、なぜあなたはダメだと思うの? 無理だと決めてるの? という問いは、人から投げかけられなくとも、自分で常に問い続けていると良いと思います。

普通に生きていれば、皆、何かのスペシャリストです。仕事で覚えたこと、誰よりも得意なこと、ドキドキするくらいに好きなこと。それらを客観的に見てみれば、誰でも人に教えられることは無数に持っているものです。

自分が過去に苦労したことなど、一番ノウハウが貯まっているはずです。苦労の解決のために、いろいろと努力して乗り越えてきたわけですからね。今、現在、かつてのあなたと同じように苦労している人がきっといて、その方は、あなたが見つけた「解決策」を喉から手が出るほどほしがっています。あなただけが、その価値に気づいていないものなのです。

講師やコンサルタント、コーチというのは、自分が知っていて、他の人があまり知らないことの中から、市場価値があるものを見出して、スペシャリストとして称しているだけのこと。

わかりやすく権威づけをするために、経歴を整えたり、資格を取って肩書きに添えたりしながら、その分野のことを学び続け、発信し続け、日々の活動の中からさらに学びを得て、本物のスペシャリストへと実績を重ねていくんですね。

それは、どんな職業であっても同じことだと思います。

日本のジェネラリストを育成する大企業文化の中にいると、なかなか気づけないことですが、あなたの中に「売り物」になる原石が眠っているものです。

最初は誰でも傷つきやすい「幼虫」から始まる

どんな原石を見つけたとしても、心の中では、おそらく「私なんかがそんなことをしたって、誰も本気で聞いてくれない…」「きっとあの人や、あの人に笑われる…」「私なんて何も権威ないし…」 なんて声が渦巻き続けます。

どんな人でも最初はそうなんです。最初からすごい人なんて、そんなにいるもんじゃない。皆、やってみて、失敗してみて、そこから学んで、どんどん成長していくだけ。

我々が見ているのは、そうやって「成長した後の」誰かの姿なんですね。彼らが、まだ「幼虫」で、傷つきやすく、おどおどしていた時代を知らず、美しい蝶になって羽を広げて、たくさんの人を惹きつけるようになってからの姿だけを見て、「私にはとてもとても…」と怖気づいている。

皆、そこからスタートしたんですよ、僕もそうですよ(っていうか、僕はまだ幼虫状態なんで、とっても傷つきやすい赤ん坊みたいな存在でこんなことを言ったりしているわけなんですが)と言うと、だんだんと皆さん、心の奥底にある「自信」の存在に目が行くようになり、可能性を芽を感じてイキイキと輝いていくのです。

幼虫はいつか「さなぎ」になり、「蝶」になって羽ばたきます。その日を夢見て、地道な努力を続けていけば良いのです。

ワイルド派のあなたは、ハイリスク・ハイリターンを望んでいる

ノーリスク・ノーリターンの人生を幸せ、と感じる人もいます。それは決して悪いことでも何でもありません。それが自分らしい人生という場合もあるでしょう。でも、こんなブログを読んでいるあなたは、きっとワイルド派(笑)。ハイリスク・ハイリターンなスリルある人生を望んでいるに違いありません。

もしかしたら、自分でも意識していない「隠れワイルド派」の場合もあります。

自分が歩んできた人生を振り返り、得意なこと、好きなこと、ワクワクすること、ドキドキする事に焦点を当てて、自分の価値を再発見していきましょう。

そして、それがどうビジネスにつなげられるのか。妄想に妄想を重ねて膨らませていってみてはいかがでしょう。

人に話す。ネットで徹底的に調べる。同じことをやっている人がいたら、きっと「市場がある」という意味だし、やっている人がいなかったとしても、それは「未来に可能性がある」ことかもしれません。

どっちにしても、最初から可能性を諦める必要なんてありません。

人は、善かれと思って「止めとくのがあなたのためだよ」と教えてくれますが、聞く必要もありません(笑)。あなたの人生は、あなたのもの。彼らのものではありません。傷ついたとしても、損したとしても、それはあなたがくぐり抜けるべきライフレッスン。必死にそこを乗り越えて解決したら、今度はその解決策を売り物にすればいいだけです。

現在、無料で配布している「セルフ・アップグレード成功術」の中にある『自分掘り起こしワーク』は、あなたらしい生き方を見つける上で、必ずお役に立ちます。

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