両親ともに9人兄妹で、末っ子の方だから、
おじちゃん、おばちゃん、いとこなんかが無数にいて、
親戚との交流もずいぶんとありました。
で、彼らが親に、「ハジメちゃんに」って、何か託すわけです。
私はなぜか人からのもらいものが得意ではなく(苦笑)、
ほしいものは、自分で買いたいタイプでして、
あんまり喜ばないんですよね。
当然、お礼を言うとか、考えもしない。
すると、母親が不機嫌になって、きつく言うんです。
「○○オバサンに今すぐ電話してお礼言いなさい!」と。
私はといえば、内向的で、電話など大嫌い。
グズグズしてると、母親が自分でダイヤル回してつなぎ、
「ちょっと待ってね、今変わるから」と耳に受話器を押し付ける。
しょうがないから、ありがとう、って、言うしかないじゃないですか。
あー、これ、何十回、やらされたかわからない。
ものすごいトラウマになりましたね〜(涙笑)。
形式なんて、どうでもいい、とまでは言いません。
形式の中に託された、思いの深さ、美しさ、というのもありますから。
でも、気持ちが伴わないのに形だけ取り繕わされるのが、たまらなく嫌で嫌で。
強要されて何かやることが「教え」になるわけもなく、
絶対にやってやるものか、と反発して真逆お行動を取ってばかりでした。
だから、そういうのとは、ちょっと縁遠く、自由そうな
マスコミやら広告業界に憧れた、ってわけですね、きっと。
LGBTの認識もあって、一般社会の規範からはどうせはみ出てるし〜って
少しやさぐれな感覚も、内側では持ち合わせていたのです。
実際には社会はやはり規範や礼節にはうるさかったわけですが、
要領がとても良いので、外見は良い子ちゃんでございました(苦笑)。
もう時代も、何巡かめぐりにめぐったというのに、
いまだに昭和のマナー教育を大人にやりたがる人たちがいて、
そこ、大事?って思ってしまう私は、とうにガイジンか。
Facebookでつながる方々の中にもマナーを仕事にしている人はいて、
きっとまだまだ需要があるんだろうなあって不思議に眺めています。
彼らにはもちろんリスペクト持っていますが、
でも、日本人、少なくなるよね〜
団塊の世代は、どんどん世を去り、
私世代が会社の第一線を退くまで、わずか数年。
今のアラフォーが50代になるとき、
まさか、同じ様なマナー教育、してないよね?
企業だって、「国内標準」ばっかりやってないで、
早いところ「世界標準」にシフトしないと、
人口どんどん減って国内にチャンスは減っていくし、
ジリ貧になるだけではありませんか。
同じやるなら、グローバルなマナー教育した方がいい。
国際社会では、どんな態度や振る舞いがスマートで、勝ちに結びつくのか?
契約を有利な条件でつかみつつ、かつ、リスペクトされる
「世界の勝者のマナー」を教えないと、サバイバルできません。
名刺なんてなくても、言葉で自分を売り込み、
存在感で相手の脳深くに印象を刻み込み、
上から目線で高飛車に畳み掛けても、
「お願いします」と握手の手を出させるだけのハッタリをかます。
丁寧な英語なんて使えなくても、
今すぐ、この場で決められる裁量と予算さえ持っていれば、
相手はちゃんとリスペクトしてくれます。
ゲンキン、持ってますか?
ケンゲン、持ってますか?
No? じゃあ、出直しておいで。
ってやられてる間に、札束抱えた中国人さんたちが、すべて持っていきます。
これ、すでに現実の世界です。
だから、 English Cowboy では、
「世界で戦える人」を作る前提での英語トレーニングがポリシー。
最重要事項ではないので、きれいな発音などは教えませんが、
世界の舞台での勝ち方が確実に身につきます。