疲れたときは五感を閉じる。心が休まる憩いの法則

耳栓ひとつで、意識が鎮まる瞑想状態に

飛行機に乗るときは、必ず耳栓を持っていくのが習慣です。

耳がきっちり塞がるイヤフォンでもいいのですが、

とくに聴きたいものがないときもあるし、読書のときには音が邪魔になります。

だから、耳栓。

エンジンの騒音も、人のザワザワした語らいも、すべてシャットアウト。

離陸を待つ間、狭い通路を忙しなく通り過ぎる人に疲れるので、瞼も閉じる。

すると闇と静寂が訪れて、心が静かになるのがわかります。

日頃、あれこれやりたいことが多過ぎて、瞑想なんて贅沢なものができないでいるのですが、

こういう機会に五感を閉じて、空気をいっぱい肺に吸い込むと、

本当に気持ち良いものだなあと気づきます。

瞑想状態は歩いていても創れる

UCLAのオンライン講座でマインドフルネスを学んだとき、

確かにそんなこと、言ってたっけ。

参考記事はこちら↓
https://www.hajimeueno.com/archives/5852

歩きながらでも、食べながらでも、もちろん座って何かしてても、

マインドを落ち着かせることはできる。

とにかく、何か、ひとつに集中すること。

「今、ここ」に意識を戻し、見てるもの、触っているもの、匂いを飼いでいるもの、

それらにひとつずつ焦点を合わせる。

すると、無意識が、意識に変わり、それ以外の存在が消えてゆきます。

脳が「ふぅ〜」って息を吐いて、

休みの態勢に入るのが聞こえるような体験ができるのです。

五感を閉じると脳が休まる

なんか、瞑想って面倒くさそう、退屈そう、そんな時間ない、って方は、

つり革につかまりながらでもいいから、目を閉じて、まずは視覚情報を遮断する。

目からの情報がやたらと刺激的なので、それだけでも疲れが全然違います。

ゆっくり座って移動できるときや、カフェで静かにしたいときは、

耳栓が威力を発揮します。

目か耳、あるいは両方を塞ぐことで、上質な脳の休息になるので、

なんかワサワサしてるなあ、という方は、ぜひお試しを。