旦那の反対でやりたいことができない!
体験オリエンテーションが済んで、ぜひコーチングを継続したい!
そんな風に言ってきた方が、後日、メールでお断り。
「主人に相談したら、反対されまして…」
その文面からは、怒りやら、戸惑いやら、恥ずかしさやら、
いろんな感情がにじみ出ていて、逆に申し訳なくなるくらい。
大丈夫ですよ〜、とは言って差し上げるのですが、
もちろん、お互いにわかっています。
「そういう状態から、抜け出したかったんですよね」と。
だから、やりたい。
だから、誰かの力を借りたい。
本当ならば、一緒に主人だって受けてほしいくらいなのに。
残念、無念。
こういうケースは、多い、とは言いませんが、
1年に一度くらいは、あったりするものです。
夫婦双方の同意がないと買えないものもある
ハワイ時代、タイムシェアという、平たく言うとホテルの部屋を不動産として購入するプログラムの広告宣伝をお手伝いしていました。
説明会に来たら1万円プレゼント〜なんて感じで来てもらい、そこでガッツリと売り込みをする。
そのときの条件は、「夫婦で一緒に参加」すること。
なぜならば、片方だけ来ると、
「妻に相談してみないと」「主人に聞いてみないと」
という理由で断られ、その後、二度と現れることはないからなんです。
本人は言い訳に使っているわけじゃなく、
本当にほしくなったのだけれど、
同じプレゼンを同じ条件で受けていない人に素人が説明したところで、
その良さなんて、伝わらない。
ゆえに、単なる贅沢品、無駄使いに見えてしまって、先に進まないということなんですね。
ほしい理由はその人にしかわからない
まあ、コーチングに関しても、似たようなところがあって、
本人は切実な思いでドアをノックしたわけで、やるべき理由がある。
でも、その理由は、他人にはうまく伝わりません。(旦那と言えども)
それなりの額がする投資の必要性がまったくわからない。
だから、反対したくてするというより、
あちらはあちらで、戸惑っちゃってたりするだけなんですよね。
それは、逆のバージョンだって、十分にありえます。
何が今、ほしいのか、必要なのか。
それは、まったくもって「個人」の問題で、人それぞれ。
夫婦だからって、同調できることと、できないことがあって当然です。
解決策はない(笑)
解決策はないですか? なんて聞かれるのですが、もちろん、
ありません(笑)。
というか、きっと、その段階からコーチング的なことは始まっていて、
あなたが一歩も二歩も、勇気を持って前に足を踏み出せるように、
「現実」を創り出しているわけなんですよね。
そこで、被害者にならないで、
このやろー、今に見てろーってメラメラ燃えて、
経済的な自立を目指すエネルギーに変えればいい。
コントロール癖から離れるためのテストかも
大人になってまで、お父さんやお母さんがしたみたいに、
誰かに自分の行動を制限されたくなんか、ありませんよね。
でも人にコントロールされる癖がついちゃうと、
親の代替品を作って、その人のせいにしたりするんです。
自分で責任取りたくないからだったりもします。
やった結果に、自信がないから、というのもあるかもしれない。
許可が必要、なんて、勝手に考えちゃいけない。
家族のお金を勝手に使っちゃいけない、なんて思う必要も、きっとない。
なんでダメなのよ〜って、勝手に行き止まりになって足を止めないで、
せめて「今、できることは何なのか?」と質問を変えること。
すると、いくらでも「できること」が見つかる不思議に気づきます。
事実はひとつ、かもしれないけれど、その受け取り方は無限にある。
これを読んで、目線を前に戻してくださいね。
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