ふと思い立って、5日間ほど禁酒などしてみました。
20代の頃は、本当にお酒が苦手で、宴席も憂鬱な場でしかなかったのですが、
40代半ばで体質改善を行った際に、急に楽しく飲めるようになりました。
気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりすることなく、
すいすいと結構な量を飲んでも大丈夫になり、
実に気持ちよく「酔える」感覚が降ってきたのです、突然に。
ああ、だから皆、飲みたがるんだ〜、というのがやっと理解できました。
その頃にはワインを覚えて、家でも飲むようになっていました。
スーパーやリカーストアのワインコーナーは、きれいなラベルやボトルが並び、
グルグルと見ているだけで、品種も値段のバラエティも覚え、
ハワイでも、カリフォルニア、イタリア、オーストラリア、チリなどのワインが手軽に手に入り、
ワイン好きな友人ら(ほとんど皆、大好きでしたね、そういえば)と明るいお酒を楽しむようになりました。
大人になって、わがままでいいんだ〜ということも覚え、
「とりあえずビール」的な習慣を断れるようになったのも良かったです。
ビールがどうも合わないようで、変な酔い方をするのですね。
学生時代からお酒が苦手という意識が染み付いたのは、
実は身体のアレルギー反応が原因だったのかもしれません。
今はとにかく家にべったりな生活で、好きなときに、好きなだけ飲んでも、
誰にも文句は言われない。
テキサスはお酒に寛容な場所でして、夕方になると、
人は家の前のポーチでグラス片手に飲んで語らっていたりもする。
向かいの家の主は、ガレージのドアを開放して、ラウンジチェア置いて、
クーラーのビールを次から次へと開けていたりもする(笑)。
でも、そんなだと、「飲まない」ことが逆に普通じゃなくなり、
いつしか1日一杯だったのが、2杯となり、ときに3杯となり…
アメリカは、アルコール中毒がたくさんいて社会問題になったこともあって、
コントロールがない飲み方をしたり、泥酔したりするのを嫌います。
人前で吐くなんて、もってのほか。
なので、自分もやや不安になって、試してみたくなりました。
「自分はちゃんと止めたいときに止められるのか?」ということを。
実は自信がなかったのですが(苦笑)、
5日間、平気で飲まないでいることができました。
中毒ではどうもないようです。
で、やってみたけど、別に眠りが変わるわけでもなく、
テレビ見ながら寝ちゃう癖が直るわけでもなく(笑)、
頭が痛くなるとか、だるくなるなどの離脱症状もなく。
もちろん手が震えるとか、寒くなるとか、ドラマチックなこともなく(笑)。
自分が気持ちよく楽しめる程度の飲み方ならば、
たいした影響なんかないのかも、と勝手に判断。
世の中ではいろいろな説があるかと思いますが、
まずは身体で実験してみるのが大事ですよね。
長期的な影響は、私もわかりません。
でも神経質になりすぎて、日々の楽しさを犠牲にするのもつまらないし。
毎日飲みながら、100歳超えする人もいれば、その逆もいる。
コントロールができる自分を確認できたことで、
今回の実験はひとまず終了としました。
身体にいいから、悪いから、っていう基準だけで生きていてもつまらない。
ときにドーナツ。ときにラーメン。そして、毎日ワイン(笑)。
節度ある接し方だけは心がけつつ、日常を大いに楽しむことですね。
こんな情報でいちいち踊らされない自分軸が大事。
↓
赤ワインは体に良いはウソだった!?
チョコもダメってほんと?