上手に会社を辞める方法

コーチングの永遠のテーマでもあるようなのですが、

「会社を辞めたい」

という相談が、次々に寄せられます(笑)。

まあ、普通に考えれば、辞めるのは簡単なんだけれど、

辞めて、どうやって食っていくか、が見つからない限りは、

辞める決断はなかなかできないものですよね。

しない方が懸命だと思うし。

でも、辞めたい! もう無理!

そこまで切羽詰まっているのに、人に相談もせず、自分で悶々とだけしてきたから、

「準備ができていない」人が、あまりにも多いです。

準備?

会社、辞めるのに準備なんているの?

という感じかもしれませんが、その辺のことは確かに、

起業塾でも引き寄せ講座でも教えてくれませんからね(笑)。

でも、意外にここができてないから、

「不安で先に進めない」

という人も、多いんです。

ばっさり辞めちゃってから考えてもいいんだけど、

蓄えがあれば。衣食住に困らないならば。

なんて条件付きになります。

たいていの人は、

辞めた後、どうやって食っていくか。

そのことが一大テーマのはず。

そのことの可能性が見えてきたというのなら、

あとは、「会社との対決」ですよね(笑)。

順番は、これ、最後でいいんだけれど、

先にこれを考えて、前に進むエネルギーを損ねている人もいる。

当たってもいない宝くじの使いみちを考えるみたいなものなのに、

先に、宝くじ、買いなさいよって、ことなんだけれど(笑)。

たいていの人が心配するのは

「辞めさせてもらえないのでは?」

「逆鱗にふれるのでは?」

みたいなことなんですが、半世紀以上生きてきた経験上、

たいてい、大丈夫みたいです(笑)。

人不足と言われている日本でも、アラフォー以上の方はとくに、

「あ、辞めたいんですか、どうぞどうぞ」

という感じで、本人が「え? あれ?」となるほど

歓迎されることが多い。

にこやかに応援なんかされちゃったりもする(笑)。

変な引き止めしたり、「次の人にちゃんと引き継ぎしてってよ」みたいに脅すとしたら、

それはとても能のない上司だし、そんな上司を飼っている会社の問題です。

アナタの人生とは、無関係。

「後で何か言われるんじゃないか?」って気にする人もいますが、

今の同僚とかと、ずっと付き合うことになると思っている人、おめでた過ぎです(笑)。

あなたとの共通点がなくなった人たちは、また新しい仲間を見つけて、

ちゃんと幸せにやっていきます。

後ろ髪を引かれている自分の感傷とごっちゃにしちゃうと、後で孤独に苦しむので目を覚ましましょう。

組織なんて、ひとりが欠けても、

「え、そんな人いたっけ?」

ってなほどに、何の不具合もなく回っていくもの。

自分が前に進むのが怖いことを、罪悪感に転化しない。

アナタの人生、アナタの好きに生きて良いんです。

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会社を辞めるのに引き継ぎはいらない

ちなみに、これらの文章。

会社を辞める、を、「離婚する」に変えても、

同じ文脈で通じちゃうなあ〜(苦笑)。

その相談も、次々と押し寄せて、私、スペシャリストになりそうです(笑)。