よく、日本人はまじめ過ぎてイカン、的なことを言ったりしますし、
私も時に、その表現を使うことはあるのですが、でも、考えてみたら、それって裏返すと「他国の人は不まじめ」になっちゃって、事実とちょっと違う表現になっているのかもなあ、と思いました。
だって、どこに行ったって、真面目な人だらけだからです。
日本人はまじめ過ぎて、というときの状況をいろいろと思い浮かべてみるに、本当は、こんな言葉が適切なのではないかな、と思ったりします。
あくまでも、日本人がそうだ、ということではなくて、「まじめ過ぎだよね~」「生真面目で~」って批判的に言うときの意味合い、のことです。
1.融通がきかない
2.柔軟性がない
3.選択に幅がない
4.怖がり
あるいは、
5.杓子定規
6.例外を認めない
7.現実的に考えすぎる
8.心配しすぎる
なんて意味合いで使う場合もあるかもしれませんね。
まじめ、というのは、ものごとに真摯に向き合い、他者や自分にもリスペクトを払い、誠実であること。
それ、「美徳」ではありませんか?
それと、ガチガチで、冒険心がなくて、型にはめたがり、常識にこだわるのとは、意味合いが違うはずです。
ましてや心配性で、臆病で、例外を認めず、べきでしばる、みたいなこととも絶対に違う。
私って、まじめすぎなのかしら、という言葉が浮かぶとき、その言葉の真意をもっと深掘りしてみると良いかもしれません。
ただ、選択がたくさんあるのに知らないだけかも。
選択がいっぱいあるのに、見てないだけかも。
見えてるくせに、世間を気にしているだけかも。
不安におびえて、現実が歪んで見えているだけかも。
本を読んでも、セミナー出ても、この辺の本質に気づいて自分改革をしていかないと、結果は相変わらず一緒だったりします。
だから、毎日が実験、試行錯誤の連続。
まじめは「姿勢」だから、いいことなんです。
まじめ、という言葉でごまかして、あなたが見ないふりしていることこそ、本当は向き合ってみてはどうでしょうか?
そのためにも、いっそ「不真面目をやる」といいんです(笑)。
もう、わけ、わかんない?(笑) だったら、これ読んで整理してみてください。
↓
不良のすすめ。
マジメに不真面目になれ!
※もっと混乱するかもしれません(笑)。